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🏁鈴鹿Rd.2 [v.Granz]レポート
2024/05/24 レポート

v.Granz鈴鹿シリーズ第2戦
決勝
5月12日(日)

 

朝から雨が降り、前プログラムのスーパーFJは雨のため赤旗終了となった。
午後2時25分
雲行きが気になる中フォーメーションラップがスタート。
グリッドに着くや否やメカニックが慌ただしく動く。

 路面はバンプ状態で、まだまだ選択が難しいところ。
いむらせいじ選手(#21 オートルックv.Granz)、長谷川睦選手(#81 CLEAN LIFE ITAL ABBEY)、BANKCY選手(#13 BRM v.Granz)がウエットタイヤを選択。他の選手はドライタイヤを履いてグリッドを離れた。

 ポールポジションの関正俊選手(#1 グラック&KTS)がトップで1コーナーに向かう一方、その後方、予選2位のMichael Huang選手(#11 Michael v.Granz)はグリッドで立ち往生してスタートできず、
2位には予選5位から好スタートを切ったいむら選手が上がる。
3位、4位には予選順位のまま金久憲司選手(#12 ONE LAP COATアシスト青春親父GRANZ)とOOKA選手(#31 G-TECH)がつける。5位には予選7位から長谷川選手が、6位には予選8位から吉村一悟選手(#15 NEXSEED v.Granz)が続いた。

 トップに立った関選手は早くも2位以下を大きく引き離しながらリードを広げ、1周目には2位のいむら選手を1秒4離してコントロールラインに戻ってきた。

 2周目、ウエットタイヤを履き6位を走る長谷川選手が、吉村選手と山本恭平選手(#88 K-one Racing with CALLA)に相次いでかわされ8位に後退。吉村選手と山本選手は6位、7位にポジションアップした。

 3周目、路面は乾きつつあり、ウエットタイヤを選択していた2位いむら選手のペースが上がらない。背後には金久選手と、OOKA選手が迫り3台はワンパックとなった。

 いむら選手はデグナー1個目でインから金久選手にかわされ3位に落ちると、ヘアピン立ち上がりからスプーン手前の間でOOKA選手にもかわされ、この周4位まで順位を落とした。

この争いを尻目に、トップの関選手は2位に上がった金久選手との差を4秒8まで広げた。

 4周目、トップは関選手だが、2位金久選手と3位OOKA選手は接近戦。

ペースの上がらない、いむら選手は1コーナーで吉村選手に、さらに山本選手にもかわされ6位まで落ちた。

5周目に入った1コーナーでは、3位のOOKA選手が、金久選手を捉えてついに2位に浮上。

 2位に立ったOOKA選手はここからペースアップ。5周終わりでトップ関選手との差を1秒6とすると、6周目には1秒差まで迫る。

 しかし関選手もここからペースアップ、7周目にはここまでのファステストラップを出して逃げ、その差を1秒3と広げた。レースは8周で終了し、関選手が一度もトップを譲ることなくポールトゥウインを飾った。

OOKA選手はファイナルラップで関選手のファステストラップを更新し1秒差まで迫ったが、届かなかった。

3位には金久選手が、

4位には吉村選手が入った。

初レースの山本選手は5位と健闘。

いむら選手は6位でレースを終えた。

次回のv.Granz鈴鹿シリーズは、MEC120分耐久レースとして6月16日に決勝が行われる。


 

優勝 関正俊選手(#1 グラック&KTS)
 「セッティングもうまいことできていました。最初のイメージではまだぬれてるのかと思ってたら、詰められてきたので、ペースアップしました。いいレース展開で、ポールトゥウインは初めてです。」

2位 OOKA選手(#31 G-TECH)
 「一部ウエットの路面もあったので最初は慎重にいって、だんだん乾いてきてからは、全開でいったらタイムが上がってきました。いむらさんがウエットタイヤだったので抜いて、金久さんはスリップについたら譲ってくれたので助かりました。
関さんには追いついたんですが、最後ペースを上げられたので、なかなかうまいようにはいかないですね。2位は今までの最高位です」

3位 金久憲司選手(#12 ONE LAP COATアシスト青春親父GRANZ)
 「フラストレーションのたまるレースでした。雨のセットでいって、乾いてきたらぜんぜんだめでした。

4位:#15 吉村 一悟 
(NEXSEED V.Granz)

5位:#88 山本 恭平 
(K-one Racing with CALLA)

6位:#21 いむらせいじ 
(オートルック V.GRANZ)


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VITA・v.Granzクラスはこの5年間、スポーツマインドを伝えるために
VITA CLUBブリーフィングを開催している。
いつも素晴らしいスポーツマインドをお話ししてくださる福山英朗アドバイザー。
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