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🏁AP Rd.1レースレポート
2024/04/03 レポート

VITA第1戦

ゴールドカップレース第1戦
3/31 VITA Rd.1

 

さすが九州。一足早く桜が満開の場所も🌸!
ここは菊池温泉♨️

 

各地のサーキットで続々とレースは幕を開けているが、
オートポリスでも「ゴールドカップ」が3月の最終週、3月31日にスタートした。

今年の開幕戦もエントリーは22台と盛況! 衰えのない人気をアピールした。

昨年、三つ巴の戦いを繰り広げた、ランキング2位の小串康博選手こそ
「今年、僕は裏方に回ります」ということで欠場したが、
チャンピオンの#91首藤哲也選手(ジェットの建売☆2024Ver.)や
3位の#50三浦康司(おうちの買い方TMR制動屋NUTEC)ら、ランキング上位陣は健在。
引き続きハイレベルな戦いが期待できそうだ。

今年のオートポリスも、松浦先生の偉大な支えからスタートする。
いつもありがとうございます!

オートポリスでは、大先輩!『73歳』清水テツ選手も大活躍!
何十年もレース参戦されて来た、レースを愛するベテラン選手だ。普段山登りで鍛えている身体があってこそ、モータースポーツは楽しむ事が出来る。
いつもありがとうございます。


予選

昨年は雨に見舞われたオートポリスの開幕戦ながら、今年はしっかりドライコンディションが保たれた。
早朝にはオートポリスの名物(迷物?)の霧がコースを覆ったものの、8時30分の予選開始までにはなんとか視界は確保されていた。

計測1周目のトップは#91首藤選手で、2分8秒037を記し、次の周には2分7秒914に短縮。

しかし、間もなく上回ってきたのが#50三浦選手で、2分7秒507をマークする.

計測3周目には#91首藤選手も2分7秒887にまで詰めるも、再逆転するまでには至らず。
それどころか#50三浦選手は2分7秒016にまで短縮を果たし、だめ押しの一髪を決めた。

一方、じわりじわりとタイムを詰めて、計測4周目に2分7秒962を記録して3番手に躍り出たのが#444イシカワヨシオ選手(東京IRC・vivo・TMR VITA)だ。
今回唯一の遠征ドライバーはオートポリスでのスプリントは、昨年の最終戦以来2回目。6位を超える成績が期待される。

4番手は#39阿部貴一選手(ACRE☆岡上電機☆SH-RもくVITA)で、2分7秒964をマーク。

5番手には2分8秒064の#6佐藤幸記選手(ゴリMAX)が、

6番手には2分8秒245の#11下山久寿男選手(ボディワークス下山 VITA)がつけた。


ポールポジション:#50三浦康司選手
(おうちの買い方TMR制動屋NUTEC)

「路面は全然問題なく、もっと出せたんですけど、調子良かったから、余計なことしないで、失敗しないように置きにいったタイムなので、まだまだ全然! 
できれば6秒台に入れたかったですけどね。
レース的には、スタート失敗しなければ大丈夫だと思うので、無理せず確実に、今シーズンは行きます」

予選2番手:#91首藤哲也選手
(ジェットの建売☆2024Ver.)

「う〜ん、今一歩ですね。路面は良かったので、もうちょっと出ているかと思ったんですけど、帰ってきたら……。
一応、2番手ですけど、トップとはだいぶ開いているので。
レースやる以上、トップは狙いますけど、はい。まずはスタートを決めて、最低でも2位ですね」

予選3番手:#444イシカワヨシオ選手
(東京IRC・vivo・TMR VITA)

「ようやくコースが分かってきて、今まで一度も練習で着いていけなかった三浦さんが前にいたので。
でも、ミスしたんですよ、タイム出た時。1ヘアで5速に入っちゃって、コンマ4秒ぐらいロスしているので。それでも三浦さんとコンマ5秒以内であればいいなって思っていましたが、ちょっと足りませんでした。
これで自分の車持って来れば、間違いなく競争できますよ! この後も(オートポリスのレースに)出たいですけど、富士と3戦重なっているので、今日の成績によって、どっちにシフトするか検討中です」

予選4番手:#39阿部貴一選手
(ACRE☆岡上電機☆SH-RもくVITA)

「自分的には、去年の最終戦の大クラッシュから修復できて、悪くない感じだったんですけど、最終コーナーの手前で、前の車に引っかかっちゃって。
それでもコンマ1、2秒しかロスしていないので、トップは見えないですね。でも、現時点でベストは尽くせました。クラッシュは廃車コースぐらいまで行きまして、モノコックは新品です。なんとかリベンジを、表彰台目指して頑張ります」

予選5番手:#6佐藤幸記選手
(ゴリMAX)

「今いちタイム出なかったですね、思ったより。
7秒5ぐらい出る予定だったんでしたが、コンマ5秒足りなかったです。原因は不明です、考えています。
決勝ではひとつでも上がれるように、頑張ります」

予選6番手:#11下山久寿男選手
(ボディワークス下山 VITA)

「失敗したんでね、引っかかっちゃって。昨日のセットからすると、かなりいい方向に行っていたのに。
悪くはないけど、このセットだと後半きつそうなので、もうちょっとなんとかする必要があるね。
まぁ、初めてなので、VITAは。まだ走り始めてから4か月ぐらいなんですよ、前はツーリングカーやっていました。難しいですね」


決勝

ワンデーイベントで、しかもレースウィーク最初のスケジュールとあって、予選終了から2時間余りで早くも決勝レースのスタート進行が開始された。どんよりとした空模様ながら、雨が降りそうな気配はない。

22台のマシンがグリッドを彩る。
APのグリッドはとても華やかで賑わいます♪


[決勝]

 

 レッドシグナルが消えると同時に、ポールシッターの#50三浦選手、そして脇に並んだ#91首藤選手は同時タイミングで飛び出すも、そこから先の伸びに優ったのは#50三浦選手。

コーナーをひとつ、またひとつと回るたびに差を広げ、1周を終えたタイミングで早くも#91首藤選手を1秒引き離す。

その後方で好スタートを切って、ひとつ順位を上げていたのが#444イシカワ選手。

これに#39阿部選手が続いていくが、3コーナーで#6佐藤選手にかわされてしまう。#39阿部選手のペースはその後も上がらず、

2周目に入ったばかりのストレートでスリップストリームを使った、#5岡井貴経選手にも1コーナーで抜かれていた。

トップを走る#50三浦選手が絶好調。3周目にはファステストラップとなる2分7秒730をマークし、さらにもう1周重ねるとリードは2秒に広がる。その後もアクセルを少しも緩めることなく、#50三浦選手は周回を重ねていった。

一方、激しくなっていたのが3番手争いだ。
#444イシカワ選手を#6佐藤選手が4周目の1コーナーでかわそうとするも、ここでの逆転は許されず。

だが、4周目の第2ヘアピンでは#6佐藤選手が前に。
その間に#91首藤選手がより差を広げるが、勢いに乗った#6佐藤選手が止まらない。
最大2秒3もあった差を徐々に詰めていく。
8周目には完全に背後に着いて、9周目の1コーナーで逆転に成功。

この周にはまた、#5岡井選手が#444イシカワ選手を抜いて4番手に。予選は8番手だったから、これで4人抜きを果たしたことになる。さらに順位を上げたいところだったが、それには残り周回が足りず。それでも差は詰めて、意地を見せた。

そんな後方で繰り広げられたバトルを尻目に、クールに10周を駆け抜けた#50三浦選手は、9秒差の圧勝に。昨年の最終戦に続く勝利を飾り、まずは順調にシーズンのスタートを切ることとなった。

2位は#6佐藤選手が獲得。本人も喜んでいたが、より喜んでいたのが家族で、表彰式では「パパ、かっこいい〜」という声が。

3位#91首藤選手の悔しそうな表情とは好対照だった。

4位が#5岡井選手で、

5位は#444イシカワ選手。

そして#39阿部選手は悔しい6位に甘んじた。

VITA初陣の#11下山選手は、予選よりひとつ順位を下げて7位でフィニッシュ。
最後まで3台で繰り広げられた8位争いは、

 

#66 SUNDAY選手(TMR VITA)

#74石川敏郎選手(IMサポート☆K2☆VITA)、

#3嶋田康一選手(Y‘s hammer JK’s VITA)の順でフィニッシュとなった。



優勝:#50三浦康司選手
(おうちの買い方TMR制動屋NUTEC)

「今日は『今シーズンは三浦さんには、もうかなわん!』ってぐらいを目指して、緩めることなく、いや最後だけちょっと抜いちゃったんですけど、ずっと全開で行きました。
いいスタートが切れました。みんながかなわないと思ってくれたら、次やりやすいじゃないですか(笑)。
去年獲れなかったので、今年は絶対に獲れるよう頑張ります!」

2位:#6佐藤幸記選手
(ゴリMAX)

「スタートはまぁまぁでしたね、ぼちぼちで。レースの流れが良かったので順番に、最初に抜けたのが大きかったです、調子が出たので。
ただ、予選がもっと良かったら、また違った展開だったかもしれませんね。それは残念なんですけど、また頑張ります!」

3位:#91首藤哲也選手
(ジェットの建売☆2024Ver.)

「最後に抜かれたのは1コーナーです。ミスもあったんですが、今週はちょっと本来の調子じゃなかったですね。悔しいです、また出直してきます」

4位:#5岡井貴経選手(テクノスポーツVITA)

「あれでもスタート、ミスっているんですけど、そこからがうまく行きました。
予選は空気圧をちょっと失敗しまして、はい。でも、決勝はうまくいきました。

5位:#444イシカワヨシオ選手(東京IRC・vivo・TMR  VITA)

「いや〜、最初の3周でもう疲れちゃって、若い人たちに追い立てられて、まったく余裕がなかったです。練習のようにはいかなかったですね。まだまだ走り足らないです。最初のうちは着いていけるかなと思ったんですけど、かなりプレッシャーで前には離されてしまいました。5位だから微妙なところですが、とりあえず次は出ますよ」

6位:#39阿部貴一選手(ACRE☆岡上電機☆SH-RもくVITA)

「後半を気にして、内圧を下げ過ぎて、つらい間に行かれてしまいました。残念です。まぁ、ちょっと練習して、なんとか着いていけたので、次はもっと前でチェッカー受けられるように頑張りたいですね」



 


九州オートポリス
VITAレース始まりました。
いつの間にかタイム差が僅差になり、
VITAレースもかなりレベルアップしたようです。
ここはレースの原点を振り返る、そんな場所です。
赤ちゃんの時から一緒にパドックへ遊びに来て、
皆んなが育ててくれる。
整備が好きで、自己メンテでレースに参加する人もいて、
隋から楽しんでいる人がいっぱいいます。
温泉にも入って、心と身体が癒されたオートポリスRd.1でした。

エントラントの皆さま
ありがとうございました。

 

そして、いつもお世話になる『うかれ亭』のファミリーも。
美味しい美味しい
キャベツ大盛り焼きそば!ごちそうさまでした❣️

焼きそば+牛串 オートポリス名物❣️

あげたその日に『VITAペーパークラフト』完成✨していて
手際の良さ!すごすぎました!✨
ポールto WINレベル!!

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