FCR-VITA速報
5月13日（土）、富士スピードウェイではFCR-VITA開幕戦を迎えた。
FCR-VITAは今年も大盛り上がりで33台がエントリー。
予選
直前から雨が強まってきたが
気になるのは富士でのニュータイヤ。
予選ではタイヤのコメントを中心に拾ってみた。
✨ポールポジション #470徳升広平選手
ぶっつけ予選でしたけど、徹夜で車を仕上げてくださったチームに感謝ですね。
新しいタイヤは去年よりも格段にグリップしていてすごく乗りやすかったですね。
雨でも安心して戦える感じです。フロントのグリップもあって進入で食いついてくれるんですけど、リアもしっかりとついてきてくれてとてもいい感じです。
この調子でポールトゥーウィン目指します!
２番 #35上野大哲選手
意外とクリアを取れて走れていたのですが、最後らへんで黄旗が結構出ていて慎重に走っていたので伸びきれない感じでした。
タイヤはかなりグリップしていて安心感かなりありました。
３番 #12大野俊哉選手
昨日車ぶつけてしまったんですけど、車を綺麗に直してくれたチームのおかげですね。
ベストラップで引っ掛かってしまったんで、そこでクリア取れたらまだいけましたね。
新しいタイヤは熱が入ってからのグリップが全然違って、安心して乗れました。去年はまず熱が入らなかったですからね・・・
今年も富士を中心に参戦予定で、タイミングが合えば岡山も出てみたいなって感じです！
４番 #32兒島弘訓選手
最初はビビりすぎてやばかったですけど、途中でP12の表示を見て焦りました。
最後らへんはなんとかクリアラップが取れ始めて、なんとかあげれました。
ウェットは思ったよりも結構グリップして、300Rとかでも一瞬リアが出るけど全然カバーできる感じで、侵入とかでも切ったら切った分反応してくれるので安心感はそれなりにありましたね。
まだまだ掴みきれていないのでレース中も学びながらという感じで頑張ります。
５番 #114翁長実希選手
新しいタイヤはウェット走行でも去年より全然ブレーキもできて、侵入も食いついていきますね。
かなり乗りやすいと思います。
新しい体制での参戦ですが、色々とまとめていきながら頑張ります！
６番 #17三浦愛選手
ウェットは新しいタイヤで初です。グリップは上がってますね。ブレーキングでわかるので、なんとかそれなりに走れるようになりました。
まだ初ウェットなんでセットがあっていないところとかあると思いますので、決勝に向けてアジャストしていきたいと思います。
レースでは格好悪くないように頑張ります！
・・・・・・・
富士でのニュータイヤ。
雨がとても安定したと高評価だった。
決勝
１３：15スタート🏁
雨は相変わらず降り続く中で、迎えた決勝レース。
レース後半で雨量が強まるタミングがあって、ここでそれぞれの車間が詰まる場面もあったものの、大きく順位が変動することはなく、徳升選手が開幕戦を優勝した。
「最初から雨がひどかったらどうなってたかわかりませんね。いいクルマを急ごしらえで仕立ててくれたチームのみんなに感謝です」と＃470 徳升広平選手（フジタ薬局アポロ電工Ｍ／Ｔ）
2位の＃35 上野大哲選手（恒志堂レーシングＣＬＡＳＳ ＶＩＴＡ）は
「雨量が多くなってきたところで徳升選手に詰め寄ることができました。
もう少し早く雨が強くなっていたらワンチャンスあったかもしれませんが…。
表彰台の常連になれるようにこれからも精進します」
オープニングラップ1コーナーの進入でブレーキが温まってなくてオーバーランしたものの、その後は徐々に追い上げていって、あとは終始三浦選手との3番手争いを展開した＃114 翁長実希選手（ＲＳＳ ＶＩＴＡ）が3位に入った。「今日はプレッシャーとの戦いでした」とコメント。
7周目に翁長選手を一度パスした＃17 三浦愛選手（Ｔｅａｍ Ｍ ＶＩＴＡ）だったが「ぶつかってしまったんで、引きました」ということで、4位でフィニッシュ。
「今回は絶対完走するという目標もあったので、途中で守りに入ってしまいました。
ただ、もう少しアジャストすればいけるかもというところも見えたのでいいレースでした」とコメントしてくれた。
5位に入ったのは＃7 有村将真選手（ワイルドキャットＶＩＴＡ）。
昨年からレース参戦を開始し、今回がJAF戦参戦5戦目となる有村選手は「初のシングルグリッドからのスタートで、クリーンなレースができました」と満足気。
その後方6位フィニッシュとなった＃32 兒島弘訓選手（ゼンカイレーシング ＶＩＴＡ）は「レースペースが上がらず、今後の課題です」と少し厳しい表情。
「次回までにはいろいろな課題をクリアしておきたい」と次のレースに意識を向けている様子だった。
レースレポートをお楽しみに♪
