VITA CLUB 三重県鈴鹿市のレーシングカーコンストラクター

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燃料給油装置の必要性
2022/07/21 メンテナンスinfo

[安全にレースを戦う必須アイテム]

VITA耐久レースの開催拡大に伴い
今回国内競技規則に合致し給油装置条件を満たした上で、更にゼロスピルカプラを採用し
給油時の安全性を確保した給油装置を開発しました。
この装置により、漏れの心配なくフルタンク給油が可能です。

この先、耐久レースのみならずスプリントレースの際も安全に給油できます。
また、給油前後の給油装置全体の重さ(Kg)を測る事で、給油量を管理すれば、
精度の非常に低いプラスチック容器の容積(Litter)管理よりはるかに高精度な燃費管理が可能となります。

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[レーシングカーの燃料給油]

⚠️燃料給油が危険で火災のリスクが有る理由を考えてみました。

⚠️1)燃料がこぼれてしまい気化して熱源(高温のブレーキディスクやエキゾーストパイプ)
に触れて引火する場合。

⚠️2)大気開放の燃料タンクや給油装置から燃料が蒸発し燃料混合気体となって
  熱源に触れたり、静電気によるスパークで引火する場合。

⚠️いずれの場合も燃料が漏れ出てしまう事、
⚠️或いは燃料給油の際、燃料タンクや給油装置が大気開放の状態で給油している事が元因です。

◎つまり、給油している状況に於いても、燃料がもれる心配がなく、
給油装置と燃料タンクが大気開放にならない状況であるならば、より安全に給油が行われることとなります。

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F1,WEC、スーパーGT500クラス、スーパーフォーミュラ等では、安全性を考慮し、
給油に際し給油側、エア抜き側共にゼロスピルカプラ
(カプラを外す際殆ど液体が漏れ出ないカプラ)を採用し、
燃料給油時、燃料タンクが大気開放にならない様にし、給油をしています。

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22年5月富士FCR-VITA 2H耐久レースでは、早くも20台のマシンが安全給油缶を起用。
各チームの意識の強さを感じました。
『安全に耐久レースを』
これも重要な『計画の戦い』です。

CO2消化器は今や必須。
『2mの間隔をあける』
引火した時の危険を防ぐためです。

 

[VITA・CS2燃料給油装置]

耐久レース・ピット内燃料給油を
より安全・確実に行う事が出来ます。

《特徴》
■JAF国内競技車両規則(第3章-10.4)
に沿った簡易燃料補給装置。
 
 ・容量20ℓの耐圧性金属携行缶
 ・内径38mm以下の耐油性ホース
 ・バルブ開閉が90°で操作できる手元コック

■上位クラスで使われているゼロスピルカプラ
 (接続・分離時液だれが殆ど発生しないクィック
カプラ)を採用

■エア抜き側も同様にカプラで接続し、引火性が大きく危険な
 燃料蒸発ガスを給油缶に戻すシステム。

ボルトオンで装着が可能
給油口部分を取り替える事で、簡単に装着することが可能。

安定した給油スピード
VITA燃料タンクを60秒で満タンに。
ノンストレスの早さを実現。

コンプリートセット
125,000円(税抜き) 
(タンク・車体側・携行缶)

35.000円 (税抜き)車体側のみ

耐久レース・ピット内燃料給油を
より安全・確実に行うことが出来ます。
これからの必須アイテムです。

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