v.Granzもてぎ
決勝 RACE2
2018年からいろいろレース参戦していますけど、これまでで一番面白いレースでした!
v.Granz2レースは面白い!
シミュレータの成果が出た?
いむら選手、表彰台へ!
前述のとおり、レース1の結果に基づき、トップ6のリバースグリッドとあって、
ポールポジションにつけたのは#71ハヤシ選手で、その脇に並んだのは#21いむら選手だ。
#57金澤選手と#31 OOKA選手を挟み、#65加藤選手と#19山下選手は3列目からのスタートとなる。
スタートダッシュ鋭く、#71ハヤシ選手は1コーナーにトップで飛び込んでいく。
その後方は大渋滞!
#65加藤選手が1コーナーで#57金澤選手のインを刺して3番手に浮上。
しかし、その前にいた#21いむら選手2コーナーからの加速が今ひとつ。
これに#65加藤選手が行く手を阻まれた格好となり、3コーナーで#57金澤選手が2番手に。
そんな#57金澤選手は、S字コーナーで早くも#71ハヤシ選手を捕らえてトップに浮上。
90度コーナーでは、#65加藤選手も2番手に。
1周目を終えると、さっそく勝負に出たのが#65加藤選手。1コーナーでトップに浮上!
3番手は#21いむら選手。ホームストレートで#71ハヤシ選手を抜いていた。
これに1コーナーでは#19山下選手が続いていく。6番手はスタートで遅れていた#31 OOKA選手。
5コーナーで再逆転を狙った#57金澤選手だったが、#65加藤選手はピシャリと扉を閉める。
そして、この周の90度コーナーでは#21いむら選手を抜いて、#19山下選手が3番手に躍り出た。
それまでは#65加藤選手と#57金澤選手の一騎討ちが続くと思われたものの、ペースは#19山下選手の方が速い。
瞬く間にトップ争いは3台で繰り広げられるように。
3周目の3コーナーでは#31 OOKA選手が、#71ハヤシ選手を抜いて5番手に浮上。
3周目の5コーナーでは、#57金澤選手がトップに再浮上。が、その間に後続も近づき、#19山下選手だけでなく、#21いむら選手と#31 OOKA選手も加えた5台が縦一列に連なっていく。
90度コーナーでは#65加藤選手が再び前に。4周目の1コーナーで#65加藤選手を抜き返そうとした#57金澤選手だったが、その際に開けてしまったインに飛び込んできたのが#19山下選手。
勢いに乗る#19山下選手は、3コーナーでついにトップに立つ!
逆にその直後、明らかに#65加藤選手のペースが鈍り、4番手に後退。すぐに#21いむら選手を抜き返すも本調子ではなさそうだ。
5周目には#21いむら選手、#31 OOKA選手に相次いでかわされてしまう。
その一方でそういった後方での争いは、#19山下選手を楽にした。
トップに立つやいなやリードを広げ、一気に#57金澤選手との差を広げる。
その#57金澤選手も単独走行に持ち込むのだが、6周目に1秒以上速いファステストラップ、2分4秒352を叩き出されては、もはや勝負あり……といったところか。
リードが3秒以上に広がっても、#19山下選手にアクセルを緩める様子はなく、そのまま逃げ切って2連勝を達成。ランキングでもトップに躍り出た。
2位の#57金澤選手、3位の#21いむら選手もランキングではそれぞれ2位、3位となっている。
4位は#65加藤選手で、5位は#71ハヤシ選手。5周目のビクトリーコーナーでスピンを喫するも、7周目のやはりビクトリーコーナーでのコースアウトで#31 OOKA選手のリタイアもあって順位を上げ、さらに最終ラップで#92國廣隆一選手(R ESTATE Racing with Rn-s)を抜いていた。
優勝:#19山下亮生選手(AKILAND RACING)
昨日はスタートを思いっきり失敗したんで、今回はなんとか成功させないとということで最初に1台抜けました。
ただ、前方が結構ガチャガチャな感じでバトルしていたんでびびってしまって序盤は距離を置いてしまいました。
それでもそのバトルはギリギリではあるものの、きちんとスペースは残してすごかったです。
とてももてぎレース楽しかったので次回も楽しみにしております。
今回は素晴らしい車を用意してくださったアキランドレーシング様に感謝です!
2位:#57金澤力也選手(ファイブコアジャパンv.Granz)
昨日よりはセット変更で車のバランスはかなり改善したんで少し乗りやすくなったんですが、根本的なところはまだ残っているので仕掛けるなら序盤しかないかなと思っていました。
1周目か2周目のヴィクトリーコーナーでシートが一番後ろまで下がってペダルが届かなくなってその時に抜かれてしまいました。
めっちゃ焦りましたが、なんとかストレートで前まで動かすことができました。一瞬リタイアかなと思いましたが、なんとか対応できて良かったです。
3位:#21いむらせいじ選手
(オートルックv.Granz)
もてぎを舞台に、VITA/v.Granzのレースシーンを切り拓いてきた先駆者!
その功績は、まさに「もてぎのジェントルマンドライバー」と呼ぶにふさわしい。
彼の熱い走りが、もてぎのモータースポーツ史に新たな1ページを刻んだのです。
「これまで鈴鹿のスプリントからMECからずっと参戦してきましたけど、今回のレースが出てる側も観てる側も一番面白かったんじゃないかな。
これまでもてぎでのVITAの成長過程から人気カテゴリーになるまでを観てきましたが、今回のv.Granzレースを見てもらって自分も参戦したいなーと言われるようなカテゴリーになっていったらすごい嬉しいですね。
今回は久しぶりに面白いレースを満喫できました!」
4位:#65加藤正将選手
(TEAM MARS.TVブライルv.Granz)
タイヤがきつかったわけじゃないんですけどレース2はストレートが少し厳しかったですね。
結構みんな近い距離で走ってましたが全然当たってないですからね!
限界を超えたところでのコントロールがVITAよりもしやすいのかもしれないですね。だからそれだけ近い距離でバトルがしやすいのかもしれません。
今回は基本セットのままでレースとなりましたけど、実際に自分のチームで走らせられるなら色々と自分の好みに合わせながらという感じでもレースしてみたいですね。
マーズレーシングTeamは女性メカニックが大活躍!
『監督』と呼ばれるほどテキパキと作業をこなす!
これからは女性メカニックもどんどん増えてほしい!
5位:#71ハヤシヒロキ選手
(ZENKAI RACING WinmaX v.Granz)
今回は体重は関係ないかもって思いましたね笑
やっぱりシミュレーターで練習するのは大切ですね!
この練習があったからこそ、今回の走りにつながりました!
シミュレーターでの練習、オススメです。
皆さんすごいクリーンなレースをされていて、後ろから見ていてとても勉強になりながらもなんとかついて行くこともできて、2018年からレース参戦していますけどこれまでで一番面白かったです!
90度コーナーに3ワイドで入って行ってたのはやばいですね笑
あれ他のフォーミュラーだったら間違いなく接触してコースアウトだったと思いますね。
でもそれくらい素晴らしくて面白いレースでした。
6位:#92國廣隆一選手(R ESTATE Racing with Rn-s)
暑さは前はダメでしたけどトレーニングしてきたんで今回は耐えられるようになってきました!
昨日はスタートで1台と途中1台抜かれたのがとても悔しくて、今日はなんとかと思ってましたけどなんとか抜くことができて本当に楽しかったですね。
最後までなんとか耐えきろうと思ってましたけどちょっと足りなくて抜かれてしまいましたね。
もてぎのv.Granzのレースはすごいクリーンでいいレースでしたね。
すごく勉強になってまた出たいですね。
3番:#31 OOKA G-TECH
いつも鈴鹿のレースばかり出ているんですが、今回もてぎのレースに参戦しました。
レース1は落ち着いたレースができてなんとか表彰台も取れたんですが、
レース2は今までの自分になかった攻めるレースができて、結果的にはリタイアでしたがたくさん収穫がありました。この三日間はすごい充実した内容でしたね。
もてぎv.Granz
2RACE
モータースポーツは自己との戦い。
「自分の限界に挑戦する」
「仕事も遊びも一流」
とても見応えのあるレースでした。
来年度から、シリーズでの開催も考えたい、
皆さま、ご参加いただきありがとうございました。
VITA CLUB