VITA CLUB 三重県鈴鹿市のレーシングカーコンストラクター

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📣【MEC】Rd.1もてぎ[決勝]VITA
2025/03/21 MECレポートレポート

決勝

VITAクラス
2025年【MEC120】耐久レース

今年は3年目を迎え、全国地方選レースのスキルアップを目標に、テクニカル・スポーティングの強化に取り組んでまいりました。その成果が実り、今回のレースではペナルティがわずか1回という、素晴らしい結果を達成することができました。

これもひとえに、VITA CLUBをサポートしてくださったレース関係者の皆様、そしてブリーフィング・レギュレーションの重要性を真摯に受け止め、実践してくださったエントラントの皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。

今回は鈴鹿SFレースと日程が重なる中、急遽、服部尚貴氏がレースディレクターとして駆けつけてくださいました。
参加者からのどんな質問にも、わかりやすく丁寧に答えていただき、より安心して取り組む事ができたと感じております。

このカテゴリーからは、スーパー耐久やスーパーGTなど、より上位カテゴリーへとステップアップするドライバーが年々増えてきています。今後もレーシングドライバーの基本をしっかりと学べる場として、さらなる発展を目指し、努力を重ねて行きたいと思います。

「MEC120耐久レースは、トップカテゴリーのレースから得た知見を活かし、本格的なレース体験を身近に感じていただけるよう企画いたしました。
また、参加者の皆様からの貴重なご意見を参考に、誰もが気軽に参加でき楽しめるカテゴリーを目指し、日々改善を重ねています。
皆様の熱意と情熱が、私たちの原動力です。


[RACE]

VITA-01クラス決勝

 Pro-Amaクラスが4台、Ama-Amaクラスが8台と、少々寂しいエントリーとなったVITA-01ながら、むしろ少数精鋭というか。どのチームが勝ってもおかしくない顔ぶれではあった。
また、Ama-Amaクラスの2台がフロントローを占めたことで、序盤の展開はむしろ自然な流れでもあった。

今年からVITAの賞金配分が変更になったため、少ないエントリーサーキットはより賞金・シリーズポイントGETのチャンスとなった!
ローコストのVITAでいっぱい走行してスキルUPに繋げてほしい。

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[各クラス][各サーキット毎] 1位 ¥ 300,000 + タイヤ 1SET
2位 ¥ 150,000
3位 ¥ 80,000
4位 ¥ 30,000 分商品券
5位 ¥ 20,000 分商品券
6位 ¥ 10,000 分商品券
ど真ん中賞 ¥ 30,000 (全出⾛⾞のど真ん中)
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まずは#714 Final lap Racingの藤原選手が逃げ、#18(株)オオハシ☆ASLAN☆VITA-01の太田選手が必死に追いかける。

そして早々に#81東京IRCニルズvivo VITAの菊地選手が、3番手に上がってくるという展開だ。

さらにProドライバーがスタートを担当できないから、序盤は順位を落とさざるを得ない、というのも含めて。

その意味においては、#80ブライルバッテリーマーズ01で、VITA-01初レースの志賀卓弥選手が4番手で続いたのは、大健闘とも言えるだろう。

スタートから20分と経たずSCが入るまでは、ほとんど波風立たずにレースが進んでいったが、SC明けにさっそく動いたのが#18(株)オオハシ☆ASLAN☆VITA-01だ。
13周目には早くも大橋孝行選手にスイッチ。

 

上位では続いて#714 Final lap Racing、
#81東京IRCニルズvivo VITA、そして#80ブライムバッテリーマーズ01という順番に。

 

 そして全チームが最初のピット作業を終えると、

トップは#80ブライムバッテリーマーズ01のKATO選手で、続いたのは#714 Final lap Racingの金本選手。
必死に追いかけた金本選手だったが、ベテランKATO選手は徐々に引き離していく。

 そこで#714 Final lap Racingは、早めの仕掛けに討って出る。
残り30分となった36周目に、藤原選手が再び乗り込むことに。

その3周後に、#80ブライムバッテリーマーズ01は志賀選手にスイッチ。ポジションはそのままに、この時点で間隔は10秒近くに及んでいた。

 

じわりじわり差を詰め続けた藤原選手がトップに返り咲いたのは、ゴールまであと3周となる46周目。
Ama-Amaクラスの#714 Final lap Racingが、開幕戦の総合優勝を飾った。

 総合2位は#80ブライムバッテリーマーズ01が獲得し、こちらはPro-Amaクラスの優勝に。

そして総合3位は#81東京IRCニルズvivo VITAで、Ama-Amaクラスでは2位。

右手の手術をしたばかりのイシカワヨシオ選手のリカバリーを、急きょ請け負った新井薫選手の好走も光った格好だ。

 

 Ama-Amaクラス3位で、総合4位は#18(株)オオハシ☆ASLAN☆VITA-01。
レース前の太田選手の「ガンガン行く」という思惑どおりの展開にはならなかったものの、表彰台には立ててホッと一安心の様子。

 

 総合5位は豊田真司選手と山谷直樹選手の#35 RASTNJKCF亜衣が獲得。
Pro-Amaクラスの残る3台を従えた。

 

そのPro-Amaクラスの2位は高橋裕史選手と末廣選手、中島僚斗選手がドライブする#11リーガルトップwithガレージプラチナ。

ピットでのロスタイムが響いてしまった格好となっていた。

 


VITA-01 Ama-Amaクラス優勝:#714 Final lap Racing

藤原大暉選手「最後にトップに立ったのはダウンヒルで、アウトから抜きました。狙いどおりというか……、実は後半、車に小さなトラブルがあって、ちょっと労わりながら、そんな感じだったんですが、ペースはそんなに落とさずに済んで良かったです。本当にもう、危なげなく行ったつもりなので、良かったですよ、結果は残せたので。今年はこの後、S耐とGTワールドチャレンジ・アジアを予定しています」

金本きれい選手「相方のおかげです。(藤原選手が)『言え』って顔している(笑)。だけど、KATOさんにはちょっと離されていましたけどね。着いていけたので、逆にペース合わせられたのはありました。良かったです。この結果をさっそく来週の富士で活かせたらと思っています」

VITA-01 Pro-Amaクラス優勝:#80ブライムバッテリーマーズ01

志賀卓弥選手「レース中、やっぱりミスがあって、まだまだの部分がすごく実感できて、自分のダメなところとか。良かったところも少しあったんですが、やはりダメなところが露呈できたので、これからに活かしたいなと思っています。今まではハコで、FITとか、あとはシビックも少しやったりとか、スーパー耐久とかもちょこちょこ出ていました。MECは、できれば追いたいと思っています。次、もてぎのスプリントがあるので、そこでは優勝目指して、一生懸命練習して頑張りたいと思います」

MASANOBU KATO選手「総合では優勝できなかったですが、クラス優勝はできたので、Pro-Amaで。まぁ、どっちも行けちゃったら、面白かったんですけどね。今回は志賀さんがデビューレースなので、VITAの。デビューウィンなので良かったですよ」

VITA-01 Ama-Amaクラス2位:#81東京IRCニルズvivo VITA

イシカワヨシオ選手「満足です。でも、僕が乗らなかったら、1位になっていた感じもね。今回はリハビリなんで、暮れに手を手術したんで、先週、3か月ぶりに乗って、とりあえず13秒ぐらい出ていたので、『ああ、これなら出られるかな』って思って。ただ、まだ骨がくっついていないので、『ぶっつけないように』って言われていて、まさか『レース出ていいですか?』なんて聞いていないですよ(苦笑)」

菊地靖選手「でも、ちょっと前には追いつかなかったですね。うちはノーミスで来られたので、とりあえず良しとはするけど、まぁ、年間考えると。いろいろと詰めて、イシカワさんに楽してもらって勝ちたいですね!」

新井薫選手「イシカワさんが手を怪我しているってことで、急きょ呼ばれて、足引っ張らないように、久々のVITA楽しもうと思って。久しぶりなんです。乗ってみると車もいいし、楽しいし、やっぱりVITAはいいですね!」

VITA-01 Ama-Amaクラス2位:#18(株)オオハシ☆ASLAN☆VITA-01

大橋孝行選手「とりあえず一戦目。初めて参加して3位獲れて良かったです。僕は初めてなんで、VITA。相方に恵まれたというところですね。シーズン、このふたりで出る予定にしてますので、はい」

太田達也選手「頑張りました! なんとか表彰台に乗れて良かったです。でも、ちょっと、そうですね、SCのタイミングとか、ピットに恵まれなかったかな。改善はできるのかなという感じで、もうちょっと含めて頑張りたいと思います。次は鈴鹿なんで、いつも走っているコースなので、頑張ってもらいます」

 

VITA-01 Pro-Amaクラス2位:#11リーガルトップwithガレージプラチナ

高橋裕史選手「ちょっと予選が1位だっただけに、悔しいところはありますけど、まぁ次回は鈴鹿っていうことで、もうちょっと頑張りたいと思います」

末廣武士選手「ピットでベルトの調整が動かなくなって、そこで40秒ぐらいロスしちゃっているので。クラス2位というのはあるんですけど、総合で順位がだいぶ落ちちゃっているので、まぁ車のセットも含めて、次は鈴鹿なんで、みんな慣れているサーキットではあるので、もう少しいいレースできるかなと思っています」

中島僚斗選手「初もてぎだったんですけど、人間がちょっと合わせきれなかったですね。対応力のなさにちょっと愕然としています(苦笑)。次は切り替えていきます。次は優勝目指して頑張ります。次は岡山の2時間耐久です」

 

VITA-01 Pro-Amaクラス3位:#83スリーワイドレーシング・レプリスポーツ

齋藤隆選手「表彰台乗るの、僕、初めてなんですよ。嬉しいですね。ふたりに助けてもらって。これからも乗れたらいいですね」。

谷川達也選手「いい仕事できたかなぁ、僕は(苦笑)。他と違って、予選もオーナーに任せたりしているので。とにかく淡々と走って、この結果が得られたので良かったです」

畔柳拓武選手「オーナーを表彰台に上げることができて、本当に良かったです。僕自身は、しっかり役割を果たせたと思っています」


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