[もてぎ]v.Granz Rd.2
2024年からスタートしたもてぎ[v.Granz]シリーズ
10/19日 [もてぎ]で、シリーズ第2戦が開催された。
今回は日程の都合でエントリー台数が少なかったが、
仲間内のレースは、それはそれでとても充実した練習時間となった。
<予選>
3月に開幕となったv.Granzもてぎスプリントレースに続く2戦目。
最初は小雨が降るコンディションとなったが、徐々に路面はドライパッチが出てくるような予選となった。
全車毎周タイムが上がっていく内容となった。
まず全体トップタイムのを出したのは#99 イノウエ ケイイチ選手。
4Lap目には#2 西濱 康行が2’ 16.150でトップタイムを更新。v.Granzレース初参戦にも関わらずトップに躍り出る。
しかし5Lap目にイノウエ選手は再度タイムを更新し、最終的には2’ 13.339で2番の西濱選手との差が1.2秒まで広がる形となった。
ドライ路面へと変化していく難しいコンディションは経験値の差が如実に現れることとなってしまった。
3番手以降についても、最終ラップにはタイムを一気に更新し僅差での結果となった。
ポール:#99 イノウエ ケイイチ
ワコーズEDニルズ
あまり無理してもしょうがないかなと思って走ってましたけど、ポールタイムになっちゃいましたね。
今回は若い子もいなかったんで。
もっと頑張ればあと1秒くらいはいけたかな?って感じの内容です。
決勝も落ち着いて頑張ります。
2番:#2 西濱 康行 Arcobaleno
途中トップタイムになっていたことも知らなかったです。全然そこまで意識はしていなかったです。
後半路面がドライに変わっていってるのは感じてはいたのですが、なんかあったら怖いのでウェットからドライのラインに切り替えるのがやりきれなくて抑え気味に行ってしまいましたね。
みなさん速いドライバーさんなのでまずは自分のラインに集中して走ろうと心がけていました。
3番:#8 イシカワ ヨシオ
TOKYO-IRCニルズvivo v.Granz
なんとか、3番です。出だしでスピンしちゃいましたけど。笑
シフトロックしちゃってまだ減速しきってないところでシフト繋いじゃって、その辺りは練習でもっと掴んでいかないといけないところですかね〜
4番:#3 牧野 淳 FUNDINNOニルズ
すごい不満なタイムです。目が見えなくて、ドライとウェットのラインがわからなかったですね。
ウェットはすごい乗りやすいですね。真っ直ぐはブレーキ難しいですけど、横は全然いけますね。乾いているところで行ききれなかったです。
5番:#98 山本 龍 お先にどうぞ☆v.Granz
まだまだ全然ダメですね。。。
左足ブレーキでトライしていることがまだ色々と足を引っ張っている感じです。
それがなければもっといけてるかもしれないですね。
気づいたらクラッチみたいな感じで踏んじゃっているんでロックしてもそれがわかっていなかったりで。。。
そういう意味でも今回の参戦はすごいいい経験になってます。
気持ち的には6、7年前の自分に戻ってしまっている気がしますけどそうじゃないと信じてレースも頑張ります。
6番:#21 いむらせいじ オートルック V.GRANZ
ほっといてください笑
昨日レインタイヤを履いていなかたのが良くなかったですね。ブレーキバランスも間違えててフロントがすぐロックしてしまって、感覚が全然わからなかったです。
レースはドライになると思うので、頑張って前行きますよ。
<決勝>
ベテラン勢のミスのないクラッチミートの中、イノウエ選手がホールショットを奪う。
西濱選手がそれに続き、イシカワ選手が3番手を守り、牧野選手、いむら選手、山本選手という並びで1コーナーへ飛び込む。
抜群のスタートダッシュ牧野選手だったが、復活いむらせいじ選手の追い上げにパスされ5番手へと後退。
イノウエ選手は毎周全体ベストに近いタイムを刻みながら2番以降の差をどんどん広げていく形となり、そのままチェッカーを受けた。
西濱選手はv.Granz初レースにもかかわらず、トップイノウエ選手の0.9秒差で走り、落ち着いた走りでそのまま2番を守ってゴールとなった。
イシカワ選手は途中2位の西濱選手に少し近づき、追い上げていくかと思われたが、後半はペースダウン。
最後はいむら選手にパスされ4位でフィニッシュ。
v.Granzデビュー戦山本龍選手は、スタートで牧野選手にパスされたものの、すぐさま1コーナーで巻き返す。
5位に上がった後は苦戦しながらもポジションをキープし、完走。
初めてのスリックタイヤに少し手間取ったが、しっかりした走りでチェッカーを受けた。
牧野選手は序盤に山本選手にパスされた後もなんとか食らいついたが、結果6位にてチェッカーを受けることとなった。
優勝:#99 イノウエ ケイイチ
ワコーズEDニルズ
今日はGT行かずにこっちでレースしてましたけど、結果的に優勝できてチャンピオンも取れて良かったです。
とても嬉しいです!
2位:#2 西濱 康行 Arcobaleno
何もしていないけど2位取れました。
台数は少なかったですけど、緊張感があって楽しくレースできました!
このまま淡々と周回していっても勿体無いなと思い色々と試していたらイシカワ選手に少し詰められ、ちょっと焦って取り戻すようなことを繰り返してました。
とにかく表彰台にも乗れて誕生日も祝ってもらって最高です!
3位:#21 いむらせいじ
オートルック V.GRANZ
イシカワ選手と楽しくお互いのスペースを残しながらのレースができたので楽しかったです。予選は大失敗でしたけど表彰台のポジションまで戻って嬉しかったです。
4位:#8 イシカワ ヨシオ TOKYO-IRCニルズvivo v.Granz
5周で疲れました。それまではいむら選手を少し離して安心したんですけど、残り周回数見たらL5って出てて 「もう無理だ〜」 ってなってそこからは諦めちゃいました。
まあでも接触とかも一切なく楽しい週末でした!
5位:#98 山本 龍 お先にどうぞ☆v.Granz
なんかとっ散らかっちゃって、どうにもならなかったです笑
まだまだ無意識に乗れる状態じゃないんで、常に次はこう操作してと考えないと運転できないから色々とうまく行かなかったです。
5周目くらいから少し無意識的に運転できるようになった感じですね。
私はロードスターから始めてカートとかの経験も一切ないんで、今回のv.Granzの参戦はスリックタイヤだったりパドルという面でもものすごくいい経験でした。
いきなりフォーミュラ乗っても乗れないだろうし、この車はVITAの延長でもあるからその間のステップとしても素晴らしいと思います。
私だけでなく若い子やカート上がりの子のステップとしてもすごくいいんじゃないかな。
6位:#3 牧野 淳 FUNDINNOニルズ
すごいスタートだったでしょ?!!
これまでのレース人生の中でも最高のスタートだったね!
コースインの時の練習では全然うまく行かなくて慎重にやったんだけどうまくいっちゃっいましたね〜。
ただその後の1コーナーでインガラ空きでズバズバって抜かれちゃいました。
でも面白いレースでした!また出たいと思います。
v.Granzリリース3年目。
現在70台のマシンが全国のサーキットでスキルアップに挑んでいる。
[v.Granz] VITAのステップアップカテゴリーとして3年前にモデルチェンジした。
元祖は44年前、FJ1600マシンのステップアップカテゴリーとして大活躍した時代もあった。
本格的なレーシングマシンで、本物のドライビングを学ぶ。
関西から関東へ。
[もてぎ] では、いち早くシリーズ化。
2025年は4戦のシリーズ戦+MEC120で盛り上げます。
スリックタイヤの練習に最適な [もてぎ]
皆様のエントリーをお待ちしています。
地方のサーキットを盛り上げたいと思います。