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🏁OKAYAMA VITA 第Rd.3レポート
2024/05/02 レポート

VITA第3戦

OKAYAMAチャレンジカップ第3戦

4/28 VITA Rd.3

 開幕も早かった「OKAYAMAチャレンジカップ」だが、まだ4月だというのに、もう第3戦を迎えた。

もちろんVITAもスプリント、そして2時間耐久を経て、今回が3戦目となる。

年間42戦のVITAレース。
ダンロップ様
いつもありがとうございます。

 

 第1戦は#39武地孝幸選手(odula TONE TMR VITA)が初優勝を飾れば、

耐久の第2戦は#75清水康友選手と伊東黎明選手
(ENDLESS☆カーブティックTrace)が優勝。
#75清水選手は第1戦で2位、#39武地選手は第2戦で猪股京介選手と組んで3位とあって、タイトル争いでも超僅差。
この後も激しく競い合ってくれるに違いない。


[予選] 

 練習走行の行われた土曜日の早朝こそ雨に見舞われたものの、すぐにやんで路面状態は急速に回復。時期的にも、まして日曜日は夏日になってしまったため、レコードタイムの更新は期待できないものの、コンディションとしては上々となっていた。

今回のエントリーは23台。

 

予選では計測2周目から、それぞれアタックが開始され、
まず1分45秒435でトップに立ったのは#219中島僚斗選手(&GコーポレーションANGLE VITA)だ。これに#46長田茂久選手(TRACE☆TS☆CB愉快なおっさんVITA)が1分45秒877で続いていた。

 しかし、このふたりは以降のタイムアップを果たせず。

そんな状況の中で、それまでは中団に留まっていた、開幕戦のポールシッター#6増本千春選手(SANNO SHIELD 01)が1分45秒406を出してトップに浮上。

ほぼ同じタイミングで#39武地選手も1分45秒707を記して3番手に上がってくる。

これで決まりかと思われたものの、次の周のアタックで#6増本選手は1分45秒374にまでタイムアップ。確かな手応えをつかんだようで、チェッカーを待たずしてピットに戻ってくる。

この結果、#6増本選手は今季2回目のポールポジションを獲得し、

2番手は#219中島選手。

そして、3番手の#39武地選手に続いたのは、#333上田裕司選手(野郎レーシング☆萬雲塾VITA)で1分45秒708をマーク。

さらに#88 MAKOTO選手(まこと君VITA)が1分45秒784で5番手となり、

#46永田選手は6番手となった。

トップから13番手までのタイム差は、ほぼ1秒。しかも、このあたりは前後のタイム差がコンマ3秒と広がらず、まさに大混戦状態。
レースも白熱の展開となることが、大いに期待された。

ポールポジション:#6増本千春選手(SANNO SHELD 01)

「3ラップ目にアタックしたんだけど、タイヤが意外に来ていなくて、アトウッドではみ出しちゃったので、仕切り直しました。
ガソリンも少なめだったので、ガス欠も心配だったんですが。先週のSUGOがそうでしたからね。それは行けたんですが、でもピークがもう過ぎていたので、逆に。もうちょっと行けた感触ですね。ちょっと控えめでした、
今回の予選は。あんまりアグレッシブには行けなかった。3番ぐらいかと思っていました、分からなかったので。決勝は完走を目指します。ちょっとトラブルがあって、ダンパーを換えたので、それも合わせられたと思います」

予選2番手:中島僚斗選手

(&GコーポレーションANGLE VITA)

「最後、ガス欠してしまって。最初のベストの周はまとまった方かなと思って。
増本さんとはコンマ2秒差とはいえ師匠なんで、まだまだ。練習では置いていかれっぱなしなので。
ホント、でも今回は手伝ってくれている方々が、めちゃめちゃ車を良くしようとやってくれたので、もうホント、それのおかげです。僕は全然、まだまだなので。初めてのフロントローなので、頑張ります!」

予選3番手:#39武地孝幸選手
(odula TONE TMR VITA)

「ベスト出た後も、ディスプレイではセクター、マイナスコンマ2とか出ていたので、『行けるな、行けるな』と思っていたら、タイヤがタレてくるとインフィールドが苦しくて、ちょっと上げられなかったですね。温度も高かったですからね。
開幕戦以来の勝利を、また狙っていきたいですね」

予選4番手:#333上田裕司選手
(野郎レーシング☆萬雲塾VITA)

「初めての2列目からのスタートになるので、決勝は慎重に。
前も後ろも速い人だらけなので、あんまり気負わず楽しんで、みんなと競えたらいいかなと思います。
あと、コンマ2、3は詰められた感じなんです、引っかかっていたりとか、予選で走る場所取りとか、まぁ、今回こういう位置が初めてなので、勝手が分からないことが多いんですけど、前よりは、自己ベストなので、その点は喜べるかなと思います」


[決勝]

 決勝もコンディションはしっかり保たれ、勝負には何も過不足のない条件となっていた。今回は12周、もしくは25分での戦いとなる。

 2番グリッドから好スタートを決めたのが、#219中島選手だった。
1コーナーではアウト側から#6増本選手にも迫るが、逆転するまでには至らず。

そして、その後方では#39武地選手が出遅れ、#333上田選手が3番手に浮上。

予選8番手の#4藺牟田政治選手(SS JIKER☆ダイワN通商VITA)が5番手に、そして予選7番手の#16青合正博選手(Racing TEAM HERO’S)が6番手に上がる。

 そのオープニングラップのアトウッドで、2台が接触してグラベルでストップ。

いきなりセーフティカー(SC)が導入される。

レース再開は5周目から。リスタートは経験の差か、しっかり決めたのは#6増本選手。

#219中島選手は離されてしまったばかりか、バイパーで#333上田選手の先行も許す。

そんな後続の争いもあって、1周回ってくると、#6増本選手は1秒3の差を早くもつけていた。

 2番手に上がった#333上田選手も、そのまま逃げることはできず。#219中島選手だけでなく、#39武地選手や#4藺牟田選手、#16青合選手、そして予選9番手ながら決勝での追い上げを誓っていた#75清水選手がぴたりと背後に。

 6周目には#6増本選手が、その時点でのファステストラップとなる1分46秒816を記すも、次の周には#219中島選手が1分46秒407を出して記録を塗り替える。
これで#39武地選手はやや遅れをとった一方で、#219中島選手には逆転の余地は残されていると思われた。
実際、8周目には#333上田選手との差が、コンマ2秒に縮まっていたのだが……。

 8周目には中団で争っていた2台がWヘアピンで接触。
これで再びSCが導入されてしまう。

25分のタイムリミットにまでは達しなかったが、そのままSC先導のまま(正確には、なぜかSCはピットロードに進んでしまったが)
チェッカーが振られてレースは終了。

 2位は#333上田選手で

3位は#219中島選手が獲得。
このふたりは、ともに初表彰台となる。

4位は#39武地選手で、これでランキングのトップも死守することになった。

5位の#4藺牟田選手はトロフィークラスの優勝も獲得。

6位は#16青合選手だった。
 2度もSCが導入されなければ、また違った展開もあっただろう。特に、追い上げを許されなかったドライバーたちの表情は、まるで複雑げであった。


 表彰台には何度も上がっている#6増本選手ながら、VITAでの優勝は実は初めて。
マシンから降りて、そして表彰台の上でもチームメイトから「泣いてる?」、「泣け!」と声をかけられてはいたが、その表情は淡々としたものの。
しかし、「ようやくです」という言葉に安堵の様子は存分に感じられた。

優勝:#6増本千春選手
(SANNO SHELD 01)

「ようやくです、初優勝です。(ジーンと来ていますか?)いや、来ていないけど、SCが出て、まぁまぁ楽でした。本当はきつかったので、あのまま何もなかったら、もしかしたらやばかったかもしれない。
レース始めて30年、他のレースでは勝ったことあるけど、VITAだけはなかったので、本当に良かったです!」

2位:#333上田裕司選手
(野郎レーシング☆萬雲塾VITA)

「予選で自己ベスト、決勝でも自己ベストで、もう言葉が出ません。
抜いてきた時は胸を貸してもらうつもりで、思いっきり行きました。
やっぱ、言葉が出ません。嬉しい。表彰台から見る景色は今まで見たことなかったので、最高でした!」

一昨年初めてVITAに乗ってサーキットデビューしました。
最初のレースではシグナルが見えない位置からのスタートでしたけど、山のように練習してきた成果が出てきました!
VITAにどっぷりはまってしまいました。最高に楽しいです!

3位:#219中島僚斗選手(&GコーポレーションANGLE VITA)

「スタートは良かったですね。あのままSCが出ないでくれたら、後ろはけっこう離れていたので、また違った展開があったでしょうが、ちょっと……。リスタートも上手くなかったし、経験の差ですね。増本もさんとやり合っている時も、僕がミスしているので。表彰台は初めてです、ちょっと悔しいですけど

4位:#39武地孝幸選手(odula TONE TMR VITA)

「SCが何度も入っちゃって、特に最後は、そろそろかなってタイミングでね。そもそもスタート失敗しちゃったのが、2速から5速に入りました。SUGOでもやっちゃったんです(苦笑)。
ちょっと悔しいですね。次回も頑張ります」

5位:#4藺牟田政治選手(SS JOKER☆ダイワN通商VITA)

「スタートは僕、得意なんですよ、そこだけ(笑)。後ろかきの車にもだいぶ慣れてきました。
セットはFF寄りのセットなんですけど、無理せずに。
練習の時に、普通に弱アンダーの車で走ったんですけど、『無理や』ということで、もともとのセットに戻したら、もうスムーズになって、『これは行けるわ』となって、でもビビりながら乗っていたんですが、だいぶ慣れました。バトルも楽しかったです!」

6位:#16青合正博選手(Racing TEAM HERO’S )

「僕自身が久しぶりの参戦ということもあって、どうなるかと思っていたんですが、以前よりもすごくレベルが高くて、正直びっくりしました。
僕の前後、コンマ2、3秒の間に何台もいてたので。なんか若者のレースやっているみたいな(笑)。
コンマ1を争わなきゃいけないレースになったんだな、というのを実感しました。
レースの展開としたら、スタートは決まったんですけど、それ以上に後ろの藺牟田さんのスタートが完璧だったので、先に行かれたから必死に追いかけていったんですけど、う〜ん、抜くまでには至らなかったですね。
ただ、先頭から、僕から後ろから、みんな一列になって走っていたので、これもレベルは、決勝も高いなって。僕のまわりの方々も運転も上手で、フェアな走りだったので、本当に楽しいレースウィークでした。最後、決勝も締められて良かったです。でも、悔しいので、次は勝ちに行きます!」


<VITA TROPHY クラス>

<VITA TROPHYクラス>
優勝:#4 藺牟田 政治 
(SSJOKER☆ダイワN通商VITA)
2位:#14 下垣 和也 
(SOUEISHA-VITA)
3位:#105 吉村 雅一 
(ヨシムラオート Vita)

 


今年のOKAYAMA  VITAレース
早くも第3戦が終わった。

OKAYAMA参戦ドライバーの練習量は、ハンパない!
走行時間全て使っていつも練習しているドライバーも多い。
だから年々レベルが高くなる。

『ドライビングを学ぶ』
一生懸命な姿は 『美しい』

たくさんの笑顔をありがとうございました。