【VITA OF ASIA】
岡山国際サーキット
8月19日
2019年に鈴鹿で第一回目が開催され、54台のVITAにより大盛況の中開催された。
その後はコロナの影響で、今回の開催はなんと4年ぶりだ。
舞台はOKAYAMA。
Fanatec GT World Challenge Asiaとの併催レースである。
アジアからの参加はないものの
東から西から九州から
カートから
S耐から ロードスターから
GT3から ポルシェから
37台のVITAによる強者の舞台となった。
優勝の賞典として
DANLOPタイヤ4本×2SET
TWSホイール 4本×2SET
レイズホイール4本
ご協賛いただきました。
ありがとうございます。
[予選]
公式予選は午前8時30分から15分間で行われた。
岡山県には熱中症警戒アラートが発表されているが、早朝で曇り空のためまだ気温は低めで過ごしやすいなか、セッションは進行した。
開始早々、2周目には藤原優太(#31 TMR AKILAND VITA)が1分45秒437を出してトップに立つ。
2位には増本千春(#6 SANNO MST SHIELD 01)が45秒485で、3位には有岡綾平(#17 TECH WORLD HERO’S)が45秒670で、4位には柿沼一峰(#83 恵比寿制動屋G☆プラチナVITA)が45秒950で、5位には清水康友(#75 カーブティッククラブ☆Trace☆制動屋)が46秒018で、6位には長田茂久(#17 TRACE☆CB☆制動屋☆愉快なおっさん)が41秒141でつける。
タイヤのおいしいところが2~3周目のようでここから各ドライバータイムが伸び悩む。
3周目には藤原がタイムを1分45秒312まで縮め、翌周もアタックを続行するがセクター3でタイヤがたれ、5周目にピットインして予選を終えた。それでもこのタイムを上回るドライバーは現れず、藤原がポールポジションを決めた。藤原は参加ドライバー中最年少の17歳で、FIA-F4にも参加する実力を遺憾なく発揮した。
2位には現在ポイントリーダーの増本が入った。ポールポジションを狙ってたというが、少しミスもあったようで2周目のタイムを更新できず、0秒173差で2位に甘んじることとなった。
3位にはやはり2周目のタイムで有岡が入った。VITAのスプリントレース参戦は久しぶり。最終コーナーでミスをしたというが、2020年にチャンピン争いを演じていた実力は健在だ。
4位には上位陣では唯一、予選中盤にタイムを更新してきたMAKOTO(#88 まこと君VITA CF亜衣)が入った。4周目までは下位に沈んでいたが5周目に一気にタイムを1分45秒846まで伸ばした。
5位にはわずか1周しかアタックラップを行わず早々にピットインし、決勝に向けタイヤを温存したた柿沼が入った。
6位にはシリーズポイントでも上位につけ、チャンピオンを狙っている清水が入った。
第4戦決勝は午後14時35分より10周で行われる。
第5戦のグリッドの第4戦の結果で決定するが、上位6台はリバースグリッドとなる。
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ポールポジション 藤原優太(#31 TMR AKILAND VITA) 1’45.312
最初はペースが悪いかなと思ったんですが、周りのマシンのスリップをうまく使えて、そのおかげでトップを取れたと思います。3周目にタイムを出して次の周も行こうと思いましたが、セクター3でタイヤがたれてきたので、タイムが出ないと思ってアタックを終了しました。決勝は後半のアベレージが心配なので、5周目以降にタイヤがたれなければと思います。
2位 増本千春(#6 SANNO MST SHIELD 01) 1’45.485
ポールを取る気でいったんですが、残念でした。疲れました。僕は2周目にしかタイムは出ないんです。2、3失敗しましたが、タラレバで結果がこれなので仕方がないです。クルマはだいぶよくなっています。優勝目指して頑張ります。
3位 有岡綾平(#17 TECH WORLD HERO’S) 1’45.670
スリップをもらえた周がよかったんですが、最終コーナーでブレーキを踏み外して、もう一回踏んだら止まらなくて、失敗しました。タラレバですが、それがなければ行けたのかと思います。決勝は10周もあるので、後ろに抜かれないようについていけたらいいと思います。
4位 MAKOTO(#88 まこと君VITA CF亜衣) 1’45.846
上位に行けると思ってなかったので、満足しています。
すごくレベルが高くて上手な人が周りにいるので、10位以内にいければいいと思っていました。
3周目にシフトミスをしてスリップにもつけなくて、単走みたいな状況になってしまいました。
決勝は表彰台を狙いたいんですが、まずは楽しく、そのなかで結果がついてくればいいと思い 人に引っかかることなく、単走で6位なので、自分の実力は出せたと思います。スリップは使えなかったですが、引っかかることだけを回避していました。決勝はよくお会いする面子ばかりなので、安心して攻めていけるかなと思いますし、ちょっとでも上に行けるように頑張ります。
5位 柿沼一峰(#83 恵比寿制動屋G☆プラチナVITA) 1’45.940
計測1周しかしてなくて、もうちょっと出たのかと思いますが、決勝を踏まえてタイヤを温存するためにやめました。前回も出ましたが、予選で燃料ポンプが壊れてさんざんな結果だったので、今回はリベンジです。行ければ表彰台は狙いたいので頑張ります。
6位 清水康友(#75 カーブティッククラブ☆Trace☆制動屋) 1’46.018
人に引っかかることなく、単走で6位なので、自分の実力は出せたと思います。スリップは使えなかったですが、引っかかることだけを回避していました。
決勝はよくお会いする面子ばかりなので、安心して攻めていけるかなと思いますし、ちょっとでも上に行けるように頑張ります。
第1レース
前プログラムのGT World Challenge Asiaで赤旗中断があったため25分遅れの午後3時にフォーメーションラップが始まった。上空の雲ははけ、太陽も高く昇り酷暑のなかスタートが切られた。
予選上位4台、1位藤原優太選手(#31 TMR AKILAND VITA)
2位増本千春選手(#6 SANNO MST SHIELD 01)
3位有岡綾平選手(#17 TECH WORLD HERO’S)
4位MAKOTO選手(#88 まこと君VITA CF亜衣)はポジションをキープしてレースは始まる。
5位には予選6位から清水康友選手(#75 カーブティッククラブ☆Trace☆制動屋)が、
6位には予選8位から中西亮平選手(#66 BASIS RACING☆NAMS)が上がってきた。
以下、7位に予選4位のMAKOTO選手(#88 まこと君VITA CF亜衣)
8位に予選7位の大八木龍一郎選手(#1 DAISHIN☆Progrexx☆萬雲塾)
9位に予選10位の関正俊選手(#9 グラック & KTS)
10位に予選9位トロフィークラストップの長田茂久選手(#46 TRACE☆CB☆制動屋☆愉快なおっさん)
11位に予選12位のイノウエケイイチ選手(#48 ワコーズEDニルズVITA)、
12位に予選11位の武地孝幸選手(#39 odula TONE TMR VITA)が続く。
2周目、トップ藤原選手に対して2位の増本選手は0秒8と食らいつく。
この二人は競いながら3位の有岡選手との差を徐々に広げ始まる。
また、11位と12位の武地選手とイノウエ選手は順位を入れ替えた。
3周目、2位増本選手はトップ藤原選手との差を0秒8と若干縮める。
その後ろの3位有岡選手との差は3秒5まで開いた。
12位には予選14位から松本匡史選手(#999 m*dent with 萬雲塾VITA)が上がってきた。
4周目、藤原選手と2位増本選手の差は一気に0秒7まで縮まり、射程に捉えたが5周目、藤原選手は2位増本選手を突き放し、その差を再び1秒1とする。
増本選手と3位有岡選手との差は4秒1と若干縮まった。
6位の中西選手はペースの上がらない柿沼選手を捉えて5位に浮上。
MAKOTO選手は関選手にパスされ9位まで落ちてしまった。
7周目、トップ藤原選手は2位増本選手との差を2秒1と広げ独走状態となる。
2位増本選手は暑さのため体力が厳しいのか、3位有岡選手が3秒6と迫ってきた。4位に上がった大八木選手も有岡選手との差を1秒1とする。
6位に落ちた柿沼選手はさらに清水選手にもパスされ7位まで後退した。
その後方では、11位の武地選手が長田選手を捉えて10位に上がってきた。
8周目、上位3台の順位は変わらず。4位大八木選手がこのレースのファステストラップとなる1分46秒443を出して、3位有岡選手との差を1秒1とした。柿沼選手は関選手にもパスされ、8位までドロップ。
最終ラップの10周目、トップ藤原選手は2位増本選手を3秒8離してゆうゆうとゴールした。
優勝した藤原選手は前戦に続き、今季2勝目を飾った。来週開催されるFIA-F4に向け好結果となった。
増本選手は中盤以降、暑さのためか体力が厳しくなり、単独走行の2位になると、終盤には有岡選手の接近を許すがなんとかポジションをキープし、2位に滑り込んだ。
3位にはでレースを始めた有岡選手は、上位2台についけなかったが、終盤にはペースの落ちてきた増本選手に接近、さらに背後には大八木選手が迫ってきたが、増本選手までには届かず、大八木選手がスローダウンしたため、労せずして3位に入った。
素晴らしいスタートで6位でレースを始めた中西選手は、2周目に清水選手をパスして5位、
4周目には大八木選手に抜かれるも、6周目には柿沼選手をパスして5位に復帰。
最終ラップで大八木選手をパスして4位でレースを終えた。
5位 清水選手はスタートで5位に上がるも2周目に中西選手にパスされ6位に落ちる。
3周目には大八木選手にもパスされ7位を走行していたが、7周目には柿沼選手を捉えて6位に浮上。最終ラップで大八木選手をパスして5位でゴールした。
6位は大八木選手。8周目にはこのレースのファステストラップをたたき出すと9周目には有岡選手との差を0秒4まで持ち込む。しかし、大八木は最終ラップにスローダウン。
7位は関選手。9位でレーススタート後6周目にMAKOTO選手を捉えて8位、
8周目に柿沼選手も捉えて7位と着実にポジションアップ。
最終ラップにはスローダウンした大八木選手に千分の6秒差まで迫るが、惜しくも6位に上がれず7位でレースを終えた
8位にはMAKOTO選手。予選4位からスタートを失敗して7位でレースを始めたMAKOTO選手は、ペースが上がらず、ポジションを譲りすぎたこともあって、8位と不本意な成績でレースを終えた。
9位には柿沼選手。予選から順位を一つあげ4位でレースを開始。
4周目までは粘って順位を維持していたが、5周目からはペースがあがらずずるずると後退。9位でゴールした。
10位には武地選手。2周目には前を走るイノウエ選手をパスしてポジションを戻すと、7周目には長田選手をパスして10位。終盤には柿沼選手に迫るも、10位のままでゴールを迎えた。
11位には長田選手が、
12位には松本選手が続いた。
第一レース優勝は
🏆藤原優太
(#31 TMR AKILAND VITA)
マシンのセットは後半に合わせていたんで途中詰められましたけど焦らず走れました。
この暑さですけど体力的には全然大丈夫です。
明日はリバースで6番からのスタートですけど全車オーバーテイクして勝ちたいと思います!
第一レースの賞典は
賞金50,000円
TWSホイ-ル4本
ダンロップタイヤ4本の賞典をGETする。
🏅2位
増本千春(#6 SANNO MST SHIELD 01)
実力の差です。頑張りすぎて最後はコースにとどまるのが大変でした。
あしたは落ちるだけ落ちます。今日で燃え尽きました。。
🏅3位
有岡綾平(#17 TECH WORLD HERO’S)
スタートがめちゃくちゃよくて、途中までは単独で走れていました。
大八木さんがすごいペースで上げてきてやばかったんですが、なぜか後ろに下がっていったので、3位を取れてよかったです。
明日は新品タイヤなので追い上げていきたいと思います。
4位
中西亮平(#66 BASIS RACING☆NAMS)
スタートがうまく決まったので、前のクルマを抜けました。1、2周目はポジションをキープしたかったので、そこから前後の流れを見ていました。
明日のレースのことを考えて6位フィニッシュをしたかったんですが、最後は抜かざるを得なかったです。
あしたは前の大八木君や清水さんのペースが速いと思うので、それに負けないように食らいついて、表彰台を目指したいと思います。
5位
清水康友(#75 カーブティッククラブ☆Trace☆制動屋)
疲れました!あたることもなくクリーンなバトルができて、満点です。
6位を狙ってたわけじゃないので、最後は大八木君を抜きました。
明日は2番手スタートでせっかくもらったチャンスなのでチャンピオンを狙います。
6位
大八木龍一郎(#1 DAISHIN☆Progrexx☆萬雲塾)
明日のための作戦です。大人の事情で、企業秘密です。後ろと千分の6秒差なのでちょっと失敗しかけました。危ないところでしたね。
明日はポールからのスタートなのでやりきるのみです。
[トロフィクラス]
(50歳以上のクラス)
🏆1位
#46 長田 茂久
TRACE☆CB☆制動屋☆愉快なおっさん
<2位>
#48 イノウエ ケイイチ
ワコーズEDニルズVITA
<3位>
#14 下垣 和也
SOUEISHA-VITA
RACE 1トロフィークラス
トロフィークラス優勝の#46長田は1周目1つ順位を下げ総合10位で5周キープするも
次の周に1つ下げて11位となりそのままゴールする。
同じく2位の#48イノウエは、、1周目に1代抜いて総合11位に上げるも2周目には12位、3周目13位、4周目14位、8周目には15位に後退してそのままチェッカーを受ける。
同クラス3位の#14下垣は1周目1つ下げて総合17位、3周目に18位に落としたが6周目に17位を取り返してゴールする。
第5戦のグリッドはこのレースの結果で決定されるが、
上位6台がリバースグリッドとなる。
ポールポジションは大八木、以下2番手清水、3番手中西、4番手有岡、5番手増本、6番手藤原、7番手関、8番手MAKOTO、9番手柿沼、10番手武地の順となる。
第5戦は8月20日午前9時45分より10周で行われる。