5月13(土)14(日)
『F1カメラマンによる雨のv.Granz』
2023年
鈴鹿クラブマンレースRd.2が開催された。
今回は木曜にスポーツ走行があり
7月にMEC耐久レースが開催することもあって、練習に余念がない。
木、金はドライコンディションだったコースが土曜から空模様が怪しくなり、
土曜の予選日、メインストレートは強めのアゲンストになってきた。
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CS2クラス「v.Granz」
今回のエントリー目玉は長年のVITA使い2名。
VITA誕生から12年間モータースポーツを愛してくれている。
日本で一番最初にVITA-01を購入してくださった八木選手と、
上村選手だ。
この2名がVITA-01から『v.Granz』にステアリングを持ち替えてレースの舞台を駆け巡る。
他には、カルミネ・コッツォリーノ選手。
東京で有名なイタリアンシェフ。S-GTケイ選手のお父様だ。
車が好きで走ることが好き。
イタリアと日本を行き来する忙しい間にモータースポーツを楽しんでくださる、カッコイイジェントルマン。
『v.Granz』購入により、富士と鈴鹿がホームコースになった。
パドルシフト、M20A直噴エンジンのサウンドが魅力あるドライビングのエッセンスに。
発売して1年半、すでに40台以上の『v.Granz』がサーキットを走行、全国に広がっている。
light weightのレーシングカーはスキルアップに最適で、
モータースポーツを思い切り楽しむために誕生した。
予選
空は雲が立ち込めているが路面はドライコンディション。
全車勢いよくコースインする中、1周目から関がトップタイムをマーク。さらに4周目2’14.808を叩き出すが、
7周目、僅差で成瀬選手がトップに浮上。
#46松本選手も2’15.509のタイムで3番手に上がってきた。
そして最速さを身につけた旧型CS2マシンの入谷選手が2’15.597で4番手。
練習に練習を重ねることの大切さが形に現れた。
これで終わりかと思われたラスト8周目、5番手だった上村が2’15.355のタイムをマーク。
見事3番手のグリッドを手に入れた。
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「v.Granz」のボディ形状はスリップストリームをかなり体感できる空力となっており、
計画の戦いである予選は、上手にコントロールすることが「鍵」となる。
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決勝
今日は予報通り朝から雨。
昨日の後半から降り続き路面はフルウェット。
『v.Granz』の魅力の一つ、雨での安定性。
雨を得意としているマシンをどこまで操るか、これもレースの醍醐味である。
スターティンググリッドでは、それほど強くなかった雨がフォーメーションでいきなり雨粒が大きくなる。
グリッド上でトラブル発生のマシンがありスタートディレイトで周回数が7周に減算されることになった。
レッドシグナルが点灯する中、
そのタイミングで全車が一斉にスタート、
好ダッシュを決めたのは#9関選手。続いて#88上村選手。
ポール#27成瀬選手はスタートミスで出遅れる。
#入谷選手 #濱野選手 #松本選手 #大岡選手 #八木選手の順で第1コーナーに進入。
先頭の関にピッタリとついた上村。それを少し後ろから成瀬が様子を伺う。
S字で松本が5番手に上がり1周目ホームストレッチは#関#上村#成瀬#入谷#松本の順で通過。
しかしその周シケインでクラッシュが発生し、SCが入ることに。
雨足はかなり強くなってきた。水しぶきはかなり多い。
このタイミングでポールポジションスタートの成瀬にドライブスルーペナルティが課せられてしまう。
4周目SC解除。抜群のアクセルワークで成瀬が1コーナーでアウトから上村をパス。2番手に上がる。
6周目の1コーナーで7番手の#2八木が浜野をパスして7番手に。
続く吉村も逆バンクで8番手にポジションUPした。
そしてデグナーで濱野選手のマシンがコースアウト。ファイナルラップ目前でSCとなってしまう。
残り周回数が1周のためSC先導のまま、関が雨を制しトップチェッカーを受けた。
ドライブスルーペナルティを消化できなかった成瀬は30秒加算ペナルティで13位となり、3位以下の選手は順位が一つずつ上がった。
2位#88上村雅一 選手
(ウエストv.GRANZ/1st京都)
3位58入谷敦司 選手
(KAPUKA 16C)
4位
#46松本吉章選手
(ABBEY RACING)
5位
#31OOKA選手
(G-TECH)
6位
#2八木智 選手
(ca1st京都-WEST-V.GRANZ)
7位
#15吉村一悟選手
(NEXSEED v. Granz)
8位
#82手島大 選手
(ABBEY RACING)
9位
#19伊藤豊 選手
(楽しく走ろう伊藤ファミリー)
10位
#28依田 学嗣 選手
(フォーミュラE&D WEST v.Granz)
までがポイントを獲得した。
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クラブマンRd.2
『CS2』雨を闘う。
ドライバーを最高に美しく
残してあげたい。
モータースポーツを人生の一部に。
楽しく。
皆さまありがとうございました。
VITA CLUB