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岡山チャレンジカップレースVITA最終戦
2018/12/03 最新情報

12月2日(日)雲ひとつない絶好のレース日和、ここ岡山国際サーキットでチャレンジカップ最終戦が開催された。
今回の見所は現在のところランキングトップの近藤善嗣選手、それを6ポイント差で大山 正芳選手が追う。3番手は吉田 靖之選手、4番手は関 正俊選手。
そして富士KYOJO CUP最終戦で優勝した平川 真子選手の活躍も期待したい。が、平川選手の体調が熱のため少し気になるところ。
VITAレースは9:05から予選がスタートした。

ポールを奪ったのはシリーズチャンピオンに王手をかけた、近藤善嗣選手。そして2番手バイエルン松野選手、3番手関正俊選手までが1’45秒台をマークし接戦が予想された。

岡山チャレンジカップレース最終戦決勝。
11台のVITAがグリッドに並ぶ。

#99 近藤 善嗣  くじら☆タイランドエリート☆CF亜衣

#67 バイエルン松尾  恵比寿☆楽しく走ろう.comアルファ号1

#811 関  正俊  グラック&KTS

#78 竹内 耕二  恵比寿☆楽しく走ろう.comGulf☆渚

#4 平川 真子  広島トヨペットVITA

#77 大山 正芳  恵比寿☆楽しく走ろう.com☆NAMS

#66 中西 亮平  BASIS RACING☆NAMS

#57 武連 良治  TBR RAYBROS VITA

#999 松本 匡史  mdent with☆渚☆VITA

#94 矢倉 完治  モレキュール楽しく走ろう.com☆渚難済

12/2(日)14:28分、チャンピオンを賭けた熱い戦いがスタート!

抜群のクラッチミートで飛び出したのはバイエルン松野、続いて関もすかさず好スタートを決めインを奪い、松野、関、近藤、竹内、大山の順で1コーナーに飛び込む。

その後竹内をパスした大山が4番手に上がり、1周目コントロールラインは松野、関、近藤、大山、竹内、平川の並びで通過する。
この時点でトップの3台は4位を2秒近く離し始め相手の隙を狙う。
しかしその後大山もラップタイムを上げ、3位との差はジワジワと縮まって行く。

4周目、トップ松野から6番手平川までが1’47秒台でコントロールラインを通過、
第1グループトップの松野は2位を引き離そうとするものの、なかなか関、近藤の追従がそれを許さない。
一方第2グループでは5周目、平川は竹内をパスし5番手にポジションを上げていた。

後半第1グループでは松野、近藤が1’46秒台にタイムアップ、関と近藤の激しい2位争い、
その隙に松野が引き離しに入る、というシナリオとなった。

その後ろ第2グループでは、大山をロックオンした平川が8周目とうとうWヘアピンでパスし
4番手に浮上、そのままチェッカーとなった。

 

見事優勝した、バイエルン松野 選手

「今まで、S-FJ,F4などを走りました。VITAはハコの走り方でもフォーミュラの走り方でも両方いけるマシンだと思います。僕はフォーミュラ感覚で走っています。セッティングもドライビングも学べるところがとても楽しい。まだまだ奥が深く勉強を続けて行きます。
来年は岡山が目標、再来年は鈴鹿ですね。」

そして岡山VITAシリーズチャンピオントロフィーは
近藤 善嗣選手の手に渡った。

今までロードスターでレースをしていました。
VITAは今年で3年目になります。去年はシリーズ2位、そして今年チャンピオンを手にすることが出来ました。
ロードスターからVITAに変わった時、全く走りが違うと感じました。
デフが入っていないので荒く扱うと上手くコントロール出来ない、スムースに走ることの大切さを知りました。デビュー戦はポールを奪えたのですが、そんなに簡単なものではなかった。
コースアウトしてリタイヤ、という散々な結果に。
それからとにかく走っては練習に練習を重ねてやっとわかって来た、という感じです。
来年は鈴鹿と富士に行きます」

2位の関 正俊 選手

「今までずっとポルシェレースばかりでした。
今年からVITAレース参戦しています。鈴鹿と岡山です。
VITAはとても面白い。ハコと走りが違っていて走り方、セッティングなどとても勉強になります。
これで勉強するとポルシェに乗っても早くなると思う。来年は鈴鹿で表彰台を狙います。」

そして最年長ドライバー、竹内 耕二 選手に嬉しいコメントを頂いた。

「今まではポルシェばかり。ショップをしています。
このVITAは、ドライバーにアドバイスするにはとても良い教材になります。昔はFJで鈴鹿も中里さんなどと一緒に走っていました。
60歳からVITAでレースを始めることは全く問題ありません。
仕事も少し落ち着いたのでまた走りたいなと思って参戦しました。
年齢は全く関係ない」と力強いコメントでした。

そして今回はせっかくなので、ドライバーの熱いコメントと共に、岡山ならではのショットもGetしてみました。

ピットでこんなケータリングが出来るのはなんと言っても岡山サーキットの魅力!
おにぎり、唐揚げ、焼きそば…。美味しそうでした!

この岡山国際サーキットチャレンジカップレース最終戦を持って、2018年度VITAレースも幕を閉じました。
最後の最後まで、レースに参加する事の楽しさを伝えてくださったドライバーの皆さま。ありがとうございました。皆様の熱い思いを知る事が出来た、有意義な岡山最終戦でした。

来年度2019年もVITAレース、更なる熱い戦いを楽しみにしています。

VITA倶楽部