OKAYAMAチャレンジカップRd1
2月20日 岡山国際サーキット
2022年の最初のレース、岡山チャレンジカップレース第1戦が2月20日に行われた。
昨年のチャンピオン、大八木龍一郎選手は今年、鈴鹿と富士のシリーズに参戦するため不在。
また昨年の最終戦で2位だった小倉卓人選手、
3位だったバイエルン松尾選手も今回は不在となったが、
代わりにカートなどで活躍し、
今回がVITA初レースとなる19歳
小川涼介選手
(MOLECULEモノコレ萬雲塾VITA)
九州から遠征してきた
須藤哲也選手
(ジェットの建売LBJ/TMR)
VITAでの岡山は初レースとなる
イシカワヨシオ選手
(東京IRC★CF亜衣VITA)
など新たな顔ぶれも加わり、
2022年シーズンは昨年とは違う新たな戦いが繰り広げられそうだ。
決勝は快晴☀️
早朝は昨日の雨が凍結している状態だったが、
気温も上がってきておりなんとか予選までには路面も少しずつ乾いてきた。
[前日土曜日]
練習走行は曇り空からのスタート。
気温も氷点下近くかなり冷え込んだ状態。
2本目の走行途中から本格的に雪が降り始め、
なかなか厳しい路面状況での走行となった。
それでもドライバーの笑顔で寒さも吹っ飛びます!
#70 イシカワヨシオ選手
VITAでは初岡山レースです。今回カーファクトリー亜衣さんのところからの参戦となります。
動画とかで色々勉強してきて、パッとタイム出ると思っていたけどなかなか上手くいかないですね〜
やっぱ人の車だとちょっとびびっちゃってるのかも(笑)
まあVITAレース放浪記という事で、楽しみますよ!
#41 首藤哲也選手
九州ドライバーの岡山遠征です。
なかなか岡山掴めないですね、タイム的にもまだ納得できてないですけど頑張ります!
#0 小川涼介選手
今回VITA初出場です。これまでカートをやってきていて、昨年末はSFJで鈴鹿参戦もしております。
VITAは色々学べるし、フォーミュラーに繋がるドライビングスキルも鍛えれます。
まだどこが目標とかはないけど、とりあえず今回レース頑張ります!
TMRの新カラーリングで岡山開幕戦に臨みます。
#75 清水康友選手
岡山5年目の挑戦!
今日は寒すぎてツルッツル滑ります。
一新したカラーリングで今年もチャンピオン目指して頑張りますよ!
あ、カラーリング綺麗なうちに写真撮っといてや。
[WEST VITAエントリーリスト]
▶︎クリックで26台のマシン紹介です✨
[DRIVER]
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《予選》10:35スタート Wether:晴 Track:ドライ
路面はほぼドライながらも所々にウエットパッチが残り、
さらには予選前に雪がちらつくなど、不安の残る路面状況で始まった予選だったが、
走り出すと雪もやみ、ほぼドライコンディションでのタイムアタックとなった。
タイヤに熱を入れるのに時間がかかり、予選序盤は徐々にタイムを上げてくる展開となったが、
残り1分を切って小川涼介選手(MOLECULEモノコレ萬雲塾VITA)が1分46秒921を記録。
唯一46秒台に入れてきた。
47秒台の戦いでは大山大山正芳選手(ダイワN通商・アキランドVITA)
が1分47秒682を記録して2番手につけていたが、
大山選手は最終ラップでトラフィックに引っかかりタイムが伸びず。
小川選手は更にタイムを短縮して1分46秒916で見事ポールポジションを獲得した。
2番手には1分47秒497の清水康友選手
(カーブティッククラブ☆Trace☆渡海)が入り、
中西亮平選手(BASISI RACING☆NAMS)
が1分47秒656で3番手、
武連良治選手(TBR RAYBROS VITA)
が1分47秒681で4番手。
ここまでは最終ラップで最速タイムを記録し大山選手を逆転してきた。
《予選トップ3コメント》
ポールポジション
小川涼介選手(MOLECULEモノコレ萬雲塾VITA)
「難しかったけどタイムが出せてよかったです。
予選をしっかり走ることができたので、決勝もしっかり走って完走目指します。
その結果トップを守りきれたらいいなと思っています、
今年はフル参戦予定なので、チャンピオンを目指します。」
予選2番手
清水康友選手(カーブティッククラブ☆Trace☆渡海)
山谷選手のスリップをもらえて、いいタイムを出すことができました。
ポールポジションの小川選手にどこまでついていけるか、「オッサンの星」として頑張ります。
予選3番手
中西亮平選手(BASISI RACING☆NAMS)
自分としては上出来の結果。
ひたすらタイヤを暖めることだけ考えて、最後の最後に一発アタックをして決めることができました。
トップの車に離されずついていけるよう頑張って、最後は優勝目指します。
予選4番手
武連良治選手(TBR RAYBROS VITA)
「ええ感じで走れました。
この前VITA倶楽部さんに鈴鹿で走らせてもらえたから、それがいい感じに走りに影響しているかな?
鈴鹿は全体的にスピードレンジが高いから、その感覚で岡山に来たらうまいこと走れている気がする。
車は特に何にもしていないから多分それしかないかな(笑)」
予選5番手
大山正芳選手(ダイワN通商・アキランドVITA)
今回調子良くて、途中まで2番まで来ていたのに
最後引っかかっちゃった〜。
あれがなかったらもっといけたかな。決勝頑張ります!
予選6番手
増本千春 SANNO MST SHELD 01
途中までトップやったのに、アタックラップで引っかかりました。調子良かったのに。。
まあでも場所どりがよくなかった自分が悪いんです。
そこ走ってた自分のせい。切り替えて決勝挑みます!
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《決勝レース》14:34 スタート
Weather:晴 Track:ドライ
路面はドライだが、気温が低く、強い風が吹く中行われた決勝レース。
スタートではポールポジションの小川涼介選手(MOLECULEモノコレ萬雲塾VITA)がトップを守ったが、
その後、清水康友選手(カーブティッククラブ☆Trace☆渡海)が最終コーナーで並びかけ、
トップで2周目に突入した。
小川選手は清水選手にピッタリつけ、2周目の1コーナーから2コーナーにかけてバトルを仕掛けオーバーテイクに成功。
この2人に、5番グリッドから1周で3位まで上がってきた大山正芳選手(ダイワN通商・アキランドVITA)
が加わる形で、終始三つ巴の優勝争いが展開された。
3台による優勝争い以外にも、山谷直樹(CF亜衣☆Kw☆NJK☆VITA)、武連良治(TBR RAYBROS VITA)、関正俊(グラック&KTS)、下垣和也(SOUEISHA-VITA)、長田茂久(TRACE☆CB☆制動屋おっさんVITA)
ら5台による激しい4位争いに加え、
10位以下はTAKEchan(恵比寿アキランドVITA制動屋)を先頭に
一時は17位までの8台が僅差で争うなど、
各所で激しいバトルが繰り広げられた。
優勝争いを繰り広げる小川選手、清水選手、大山選手はテールトゥノーズのままレースが続いた。
清水選手も大山選手も何度構えを狙ったが最終的に抜くには至らずそのままチェッカー。
19歳の新鋭、小川選手がVITA初レースで見事デビューウィンを飾った。
🏆優勝
小川涼介選手
(MOLECULEモノコレ萬雲塾VITA)
「1周目の最終コーナーでミスして抜かれてしまいましたが、
次の1〜2コーナーでしっかりリカバリーできたので良かったです。
後ろのプレッシャーは強く、自分のペースで走ることがなかなかできませんでした。
次からはプレッシャーに負けず、落ち着いてしっかり走れるようにしたい。」
2位
清水康友選手
(カーブティッククラブ☆Trace☆渡海)
「行けそうなところもあったが、あれが限界だった。
クリーンなバトルで完走することが一番だからね。
今シーズン、彼(小川選手)とのバトルが続くと思うけど、しっかりチャンピオン目指してがんばります!」
3位
大山正芳選手
(ダイワN通商・アキランドVITA)
「1周目に3位まで上がって、前よりペースがいいタイミングもあったけど、
3速からの加速で離されてしまうから、スリップを使っても前に出ることはできなかった。
今の条件では最高の結果だと思うけど、まだ優勝がないからね・・・。
今年は1回表彰台の真ん中に立ちたいね」
4位
武連良治選手
(TBR RAYBROS VITA)
「序盤で順位を落としたけど、最終的に予選順位まで戻すことができて上出来だっったと思う。
どんどん抜いていって、楽しむこともできたしね。
次は上位争いに加わっていきたいね。」
5位
関正俊選手
(グラック&KTS)
「前回の鈴鹿でもバトルした山谷さんとのバトルになったけど、今回は最後の最後に抜けたので良かった。
久しぶりの岡山だったけど、いいレースができたんじゃないかな?
今シーズンはずっと岡山に参戦するから、なんとか表彰台に乗れるレースをしたいな。」
6位
山谷直樹選手
(CF亜衣☆Kw☆MJK☆VITA)
「この結果は単純に力量不足かな。他の選手のミスとかで運良く6位フィニッシュできた感じだった。
冷静に考えて走っていたけど、プッシュしてもペースが上がらなかった。
今後に関しては課題があるので、なんとか問題解決して上を狙っていきたい。」
「新トロフィークラス」
(50歳以上ドライバー対象)
優勝
下垣和也 選手
(SOUEISYA-VITA)
2位
長田茂久選手
(TRACE⭐︎CB⭐︎制動屋おっさんVITA)
3位
TAKE chan 選手
(恵比寿アキランドVITA制動屋)
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2022年度VITAレースが岡山国際サーキットを皮切りに
スタートしました。
開幕戦ではエントリー台数26台と、
熱気満点のレーススタートとなりました。
このコースは、ブレーキングの練習に最適。
『速く走るためのブレーキング』
奥が深そうです。
2022年岡山VITAレースでは、
「新トロフィクラス」が登場。
これまでトロフィクラスはNCP13エンジン(旧型エンジン)対象でしたが、
(50歳以上ドライバー対象)になりました。
表彰式も総合のチャレンジクラスとトロフィークラスの2つがあります。
また一つ楽しみが増えました♪
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2022 OKAYAMAチャレンジカップレース
特別規則書抜粋
「トロフィークラス」
①50歳以上で参加申込み時にトロフィークラス申請したドライバーが対象となる。
②チャレンジクラス(総合)で3位以内となったドライバーは表彰対象外となる
(2H耐久は除く)
③2H耐久レースは表彰対象外とし、2H耐久レースを除く大会のポイント合計で、
上位6名がトロフィークラスシリーズ賞の対象となる。
④前年度および当該年度のチャレンジクラスシリーズ最終ランキング
6位以内となったドライバーは対象外とする。