鈴鹿クラブマンレースFinal Round
『VITA日本一決定戦』ファイナル
12月12日(日)14:30
Weather:Fine Track:Dry
🏆[日本一速いドライバー決定!]
ファイナルのスタート進行開始は14時15分。セミファイナルに比べると、上空には雲も浮かぶようになったが、それでも12月らしからぬ陽気ではあった。
レースは引き続きローリングスタートでの開始に。
1コーナーへのホールショットには成功した奥本選手だったが、
当然、背後に着ける大八木選手、大井選手がそのまま逃してはくれず。
そしてS字では中団にスピンがあるも、1台の離脱もなくレース続行可能だったのは不幸中の幸い。
トップをいく奥本選手がヘアピンで軽くミスを喫し、それを大八木選手が見逃してくれるはずもなく、
さらに差は縮まることに。
そして130Rで並んでシケイン飛び込みで、大八木選手がついにトップに浮上!
だが、セミファイナル同様、3台でのトップ争いが続いていく。
3周目のスプーンで奥本選手が再びトップを奪うも、大八木選手は130Rのアウトから抜き返すという、
やられたらやり返す状態に。
そして4番手争いも熾烈。スタートでひとつ順位を上げていた中里選手が、4周目の130Rで山谷選手を抜いて4番手に浮上、
その後方では関選手が虎視眈々と逆転の機会を待っていた。
5周目のS字でコースアウトした車両があり、回収のため2周にわたってセーフティカーが導入される。
これで隊列が形成され、リスタート後の順位変動が注目された。動いたのは大井選手。1コーナーで奥本選手をかわして2番手に浮上する。
さらに中里選手をリーダーとする4番手争いも大渋滞。
山谷選手、関選手、上岡選手、新井選手、HIROBON選手、富成浩明選手(アキランドVITA)らが一列で続いていく。9周目に富成選手がHIROBON選手を抜いて9番手に。そして新井選手が最終ラップのヘアピンで関選手に仕掛けるも、ここでの逆転は許されず。だが、関選手はスプーンでコースアウトし、土壇場のところで大きく順位を落とす。
そしてシケインでは、最後の大攻防が! 奥本選手が大井選手に迫るも、止まりきれず。白煙を上げ、スピン状態でクラッシュパッドにヒット。なんとかゴールにはたどり着いた奥本選手ではあったが、13位という結果に終わる。
もちろんトップでチェッカーを受けたのは大八木選手。
これで鈴鹿と岡山でのチャンピオンに加え、VITA日本一の座も射止めて2021年の三冠王を獲得することとなった。
2位は大井選手で、
最後の最後に中里選手が3位を獲得し、表彰台に上がることとなった。
4位は山谷選手で、続いてチェッカーを受けたのは新井選手ながら、最終ラップのスプーンで接触が危険行為と判定されて、40秒加算で27位に降格。繰り上がって5位を上岡選手が獲得し、そして予選は16番手だった富成選手が6位となった。そしてHIROBON選手は7位、いむら選手は11位という結果に。
ファイナル優勝:大八木龍一郎選手
(DAISHIN★Progrexx★萬雲塾)
ファイナル2位:大井偉史
(MOLECULE Cleaner萬雲塾)
ファイナル3位:中里紀夫
(SHINSEI マリン MIDLAND C72)
ファイナル4位:山谷直樹
(カーファクトリー亜衣★NJK★タマル)
ファイナル5位:上岡広之
(ウイニングCB制動屋Trace☆NUTEC)
ファイナル13位:奥本隼士
(TEAM HERO’S★NAGISA VITA)
【表彰式】
毎年恒例の『YEAR END PARTY』は今年もおあずけ。。
それでも皆様方に一年のお礼をお伝えしたく、受賞者のみで表彰式を開催いたしました。
お忙しい中お集まりいただいた皆さま、ありがとうございました。
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