WEST17J 優勝!
今シーズン第2戦には17台が参戦。WEST17Jは開発も進み、どこまで成績が残せるか期待される中、岡本大地とBenson LINが開幕戦に引き続き参戦した。
3月17日(土)に行われた公式予選では岡本が期待に応え、3番手のポジションを獲得。決勝レースに向けて作戦をどう組み立てるのか、という部分が見どころになった。ポールポジションはフォーミュラ初レースの三宅淳詞。予選2番手には開幕戦優勝の吉田宣弘が続いた。
3月18日(日)に行われた決勝レースはフルコース10周。スタートで吉田が遅れ、好スタートを切った岡本が2番手に。そして2コーナーの立ち上がりで冷静に前車の動きを予測した岡本が三宅をパス。一気にトップに浮上した。
そのまま岡本は1周目から後続を引き離し、それを無理して追った三宅はスピンで脱落。代わって2番手に浮上した吉田だったが、岡本は2周終了時点で2.4秒も先行。その後も岡本は吉田の追い上げに動じず安定した走りを披露。WEST17Jに初優勝をもたらした。
もうひとりのWEST17Jドライバー、Benson LINは予選で12番手と苦戦。しかし光る走りをみせ、1周目で6位に浮上した。その後は大混戦の中で順位を落としてしまい9位の結果だったが、レース後「バトルは厳しかったが、今回のレースで得たものは大きかった。前よりは良くなったけど、まだまだ上に行かなければいけない。」と語った。
■SUPER FJ 決勝結果(トップ10)
優勝 岡本 大地
2位 吉田 宣弘
3位 徳升 広平
4位 宮島 雄太
5位 荒川 麟
6位 三宅 淳詞
7位 HIROSHI
8位 LEE JUNGWOO
9位 Benson LIN
10位 石谷 豪志
■優勝ドライバーコメント
岡本大地(BITCOIN 悟 17J)
「タイヤに熱を入れて、序盤引き離されないようにと思ったのが、まさかのトップでびっくりしました。スタート後の2コーナーも、三宅選手は外に膨らんでいくのに対し、僕はしっかりタイヤがグリップして、コンパクトに速く立ち上がることができました。まだまだやらなければいけないことはたくさんあるので、次戦までにはもっと速くなって、常に上位争いできるようになりたい。」