📣MECもてぎ予選[VITA]

2024/08/26 レポートMECレポート

VITA-01予選

　鈴鹿をホームコースとする、前回の決勝トップ３が今回は出場せず。トータルのエントリーは寂しいVITA-01クラスながら、姿を見せたのは強豪チームばかりとあって、どこが勝ってもおかしくはなさそうだった。

　予選で計測２周目に2分14秒082をマークして、まずトップに立ったのは

#66 seven x seven with KF MOTORSPORT
の奥住慈英選手。
計測１周目は2分29秒台で、じっくりとタイヤに熱を入れられたのが、このコンディションでは正解だったようだ。

これに続いたのは、#27ビーンズスポーツSPM VITAの三上潤選手で2分14秒353、

3番手は#77 seven x seven with KF MOTORSPORTの井本大雅選手で2分24秒504を記す。

　この3人は連なって走って、揃って次の周にタイムアップを果たす。奥住選手がひとり2分14秒の壁を越える、2分13秒872をマークすると、スリップストリームを使った井本選手が2分14秒394を、そしてWスリップを使うことができた三上選手が2分14秒207で、ふたりの間にまたも割って入ることに。

　その後のタイムアップは果たせず、奥住選手が藤原大暉選手とともに駆る
#66 seven x seven with KF MOTORSPORTが
VITA-01クラスのポールポジション、そしてPro-Amaクラスのトップをも奪うこととなった。
2番手はAma-Amaクラストップの#27ビーンズスポーツSPM VITAを駆る大沢良明選手と三上選手で、
3番手は#77 seven x seven with KF MOTORSPORTの井本選手と内田涼風選手が獲得した。

　4番手は#8東京IRCニルズvivo VITAのイシカワ選手と菊地靖選手が獲得。
今回はイシカワ選手がアタックし、計測５周目に2分15秒571をマークした。
5番手は#37 KeePerアポロMT most VITAの入榮秀謙選手と有村将真選手で、
6番手は#11ガレージプラチナKONAリーガルの柿沼一峰選手と近藤隆一選手、そして荒川智弘選手。
Pro-Amaクラスの2番手として、#58フジタ薬局アポロ電工V1の綾真則選手と武村和希選手、そして加藤正将選手が、これに続いていた。

VITA-01 Pro-Amaクラストップ
：#66 seven x seven with KF MOTORSPORT

藤原大暉選手「今回は奥住選手に予選行ってもらいました。僕は77号車のセットアップを担当していて、その間ずっと奥住選手に担当してもらっていたから、車に慣れていたので、お願いして予選は。
決勝は自分が２回乗るんですけど、車のフィーリングはけっこう早い段階で良くなっていたので、順当に行けば間違い無いかなと思います。
ただ、何があるかわからないですよね、前回が前回だったので。まぁ、なるようにしかならないですよね？」

奥住慈英選手「今週ずっと調子良かったので、まぁまぁ普通にトップ獲れました。
本当は77号車と1-2行きたかったんですが、自分としてはトップで終われたので、良かったです。このまま決勝も行っちゃいます！」

VITA-01 Ama-Amaクラストップ
：#27ビーンズスポーSPM VITA

大沢良明選手「なかなかいい位置を与えてもらってので、スタートドライバーとして維持するのは正直、自分の実力からしてなかなか難しい。
どれだけ落とさずに淡々と走って交代して、また戻してもらえれば。そんな繰り返しをやってチェッカーを受けた時に元の順位にいられれば（苦笑）。
そんな計算ですけどね、楽しめるよう頑張ります」

三上潤選手「KFの車と一緒に走らせてもらったんですが、チームプレイをやりたそうだったので、間に入らせてもらおうかと思ったんですが、そこは図々しく行かず。
せめて少しでも着いていきたいというところで、３番目に引いてスリップだけはいただきました。
間合いあけて、すごく良かったんですけど、ちょっとベストの周も引っ掛かっちゃったというか、詰まった部分もありました。スタートは大沢さんなので、レースを一緒に組み立てて、楽しくチェッカー受けられればいいかなと。スタートだけでもいいところ行ってもらえるということで、満足しています」

VITA-01 Pro-Amaクラス２番手
：#77 seven x seven with KF MOTORSPORT

井本大雅選手「う〜ん、まだ決めきれていなくて、ドライビング的には。タイムがバラついているので、決まればタイムはもうちょっと出るんですけど、あんまり慣れていなくて、決めきれていない感じです。
でも、決勝は長いので、徐々にペース上げられるように頑張っていきます」

内田鈴鹿選手「僕の担当は真ん中なので、しっかり自分の仕事をこなして、井本くんに渡せるように走っていきたいと思います。
フォーミュラ以外の車でレースするのは初めてで、けっこう動きに合わせるのに苦労しています。周回もあんまりしていないんですが、合わせるのに時間かかり過ぎている気がします。決勝で合わせられるように頑張ります」