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📣🏁【MEC鈴鹿】[予選]レポート
2024/06/17 レポートMECレポート

📣【MEC鈴鹿】🏁[予選]レポート

 2年目を迎えたv.GranzとVITA-01による2時間耐久レースシリーズ、
「MEC 120」がようやく幕を開け、6月15~16日に鈴鹿サーキットから熱戦の火蓋が切られた。
なお、今年もシリーズは全4戦で競われる。

今年も3クラスが設けられて
[v.Granz] [VITA-01]はAma-AmaとPro-Ama
に分けられる。

今回のエントリー総数は48台だが、昨年の開幕戦と比較するとv.Granzがさらに増え、14台から22台となっている。スリックタイヤを装着してパドルシフト、さらにモアパワーで、よりレーシングカーであるv.Granzに惹かれ、スイッチする層が増えてきたことを意味しているのだろう。

 

また今回は、予選がv.GranzとVITA-01それぞれ分けて行われることになった。
クリアラップが取りやすくなる上に、同じスピードの車両だけでアタックできるから、本来の速さを遺憾なく発揮できるはずだ。
こういうセッションをぜひ他のサーキットでも取り入れてほしい。

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[v.Granz]予選

v.Granzの初代MEC120チャンピオン、#31G-TECHのOOKA選手は、連覇を狙って今回は佐藤公哉選手とエントリー。
これを迎え撃つ存在として注目すべきは、

まず#7 Risingwest v.Granzだ。
スーパー耐久のスペシャリストである大野尊久選手、奧村浩一選手とトリオを組むのは、
若き「Mr.VITA」の徳升広平選手! 
MEC120でv.Granzを駆るのは初めてながら、鈴鹿クラブマンレースの第1戦で“初体験”しており、2分12秒993を記録している。もちろんポール・トゥ・ウィンも飾っており、これは期待しないわけにはいかない。

徐々にGTドライバーも増えてきたが、
KF MOTORSPORT率いる藤波清斗選手が自ら#666 seven x seven v.Granzを、
ポルシェカレラカップジャパンにも出場するBANKCY選手とともに走らせるのも話題のひとつ。
これまではジェントルマンドライバーや若手の指導に専念していたが、GT300クラスで2度のチャンピオン経験を持つドライバーが、どこまでタイムを出すのか、お手並み拝見である!

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さて、公式練習が2セッション行われた金曜日。
ドライコンディションが終始保たれ、土曜日午前のスポーツ走行までは同様だった。金曜日の専有走行2回目に2分15秒284を記録してトップ、土曜日午前のスポーツ走行でも2分15秒581を出して4番手だったのが、前出の藤波選手だ。さっそく話を聞いてみた。

「僕も去年1年間、シーズン通して監督として、チームをまとめる立場でやってきて、流れも見えたし、自分もドライバーとして乗りたいという気持ちもあって、乗っていないと実力も鈍ってしまいますし。もちろんv.Granzといえどもレベルは高いし、盛り上がってきているので、KF MOTORSPORTとして強いというのを証明したいと」

「そういう意味では自分でも乗って、MECというレースとKF MOTORSPORTというチームを、より多く露出できたらと。
すごくいいカテゴリーなので、『ここに乗っているよ』、『何それ?』って、それで『面白そうじゃん』ってなればいいですよね? なので、今回ご縁もあったので乗ることになりました。
台数も増えて、盛り上がっているところを、存分に見てほしいですね。引き続き盛り上げられるように、頑張ります。はい、タイムを出してきたのも僕です!」と藤波選手。まさに満を持しての参戦だったわけだ。

ちなみに、土曜日のスポーツ走行で最速タイムを記していたのは、大阪八郎選手と猪爪杏奈選手とともに#86 Dr Dry☆v.Granzを走らせる荒川麟選手で、2分14秒515をマーク。
先のSUPER GTでデビューを果たしたドライバーとしての意地を見せた。これがどこまで縮まるか注目される。

  予選を前にして、それまで晴れ間が広がっていたサーキット上空には、薄い雲が被されるように。直前の天気予報では、高い確率での降雨が告げられていただけに、内心ヒヤヒヤといったところだろうが、とりあえず予選は雨に見舞われずに済んだ。

 温度も高く、また1周が長い鈴鹿ということもあって、多くのドライバーが計測1周目からアタックを開始。

いきなり2分13秒701を記録してトップに立ったのは、#777 seven x seven with KF MOTORSPORTの渡会太一選手だ。
ポールポジション獲得を確信したのか、そのワンアタックのみで渡会選手はピットに戻ってくる。

 次の周にはチームメイトで、チーム監督でもある#666 seven x seven with KF MOTORSPORTの藤波選手が2分13秒722で2番手に浮上。そして#86 Dr Dry☆v.Granzの荒川選手が2分14秒156で続く。
藤波選手も早々にピットへ戻ってきたのに対し、荒川選手は続けてアタックし、2分13秒966にまで縮めてきたが、3番手はそのまま。やはりピットに戻って走行を終了する。

 その頃、#87 Dr Dry☆v.Granzの下野璃央選手がピットに戻ってくるが、止まらずにコースに復帰する。
これはどうやらクリアラップをしっかり取ろうということのよう。その甲斐あって、それまでの2分14秒399から2分14秒144に短縮を果たす。

 計測が折り返しに差しかかると、ようやく走行を開始した車両も何台か。その中で2分14秒132を記してきたのが#12 KF MOTORSPORT v.Granzの塩津佑介選手だ。
しかし、直後に上回ってきたのが#71 ZENKAI RACING v.Granzの木村偉織。
計測2周目に2分13秒977を記録して塩津選手を上回って4番手につける。

 終盤になると、上位どころは走行を終了してピットに戻る中、なおも周回を重ねていたのが#666 seven x seven with KF MOTORSPORTだった。藤波選手からBANKCY選手に交代し、貴重な走行機会を少しでも無駄にしないように、ということなのだろう。

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ポールポジションは
#777 seven x seven with KF MOTORSPORTの
山口礼選手と渡会選手が獲得し、


2番手は
#666 seven x seven with KF MOTORSPORTの
BANKCY選手と藤波選手で、チームメイト同士でフロントローを独占することとなった。

3番手は
#86Dr Dry☆v.Granzの
大阪選手と猪爪選手、そして荒川選手。

4番手が
#71 ZENKAI RACING v.Granzの
林寛樹選手と兒島弘訓選手、そして木村選手。
土曜日の朝から走り始めて、十分な練習ができていないはずなのに、この順位につけてきたのは、さすがスーパーフォーミュラドライバーである。
なお、ここまでが2分13秒台を記録していた

 5番手は
#12 KF MOTORSPORTv.Granzの
塩津選手と杉本雄作選手、そして三島優輝選手が獲得。
これに遅れること、わずかコンマ012秒差で、

#87Dr Dry☆v.Granzの
阪直純選手と下野選手が6番手に。

 なお、注目された#7 Risingwest v.Granzは
徳升選手がアタックしてなお13番手、

#31 G-TECHも佐藤選手で15番手に甘んじたが、その理由に関しては、またの機会に……。

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ポールポジション

&v.Granzクラス予選トップ
:#777 seven x seven with KF MOTORSPORT

渡会太一選手
「けっこう調子良かったので、練習の時から。
スリップの使い方さえ上手くいけば、確実に3番以内には行けると思っていて、実際にうまく使えてタイムを出せたという感じです。嬉しいです。
耐久なのでちょっと長いですから、何があるか分かりませんけど、うまく戦略も考えながら、やりたいと思います」

山口礼選手「決勝ではミスしないように、あとは混戦になってイレギュラーも多いと思うので、そこをうまく読みながらというか。
僕は昔、フォーミュラをやっていまして、FCJ(フォーミュラチャレンジ・ジャパン)を。ARTAのあれです。
16歳の時にオーディションを受けてやっていました。
今年から復帰というか、そんな感じです」

v.Granzクラス予選2番手:#666 seven x seven with KF MOTORSPORT

BANKCY選手「清斗が予選でタイム出してくれましたが、僕はたぶん最初に何台か抜かれると思います。でも、なんとかスピンしないように清斗にバトンをつなごうと。
今の予選も走ってタイムを少しずつ上げられて、まだ走り始めて3か月ぐらいなので、ちょっとずつレース中に上げていけるよう、頑張ります」

藤波清斗選手「チームとしてワンツー獲れたのがデカいですね! 僕らは2番手ですが。勢いもあったので、こういう結果出せて良かったです。
僕らはBANKCYさんが2回乗るので、しぶとく行きたいと思いますし、777号車は優勝を、普通にいけばいけると思うので、とにかくミスなくやっていきたいと思います。予選の後半はBANKCYさんが走って、どんどんタイムも上がってきているので、それも良かったです!」

v.Granzクラス予選3番手:
#86 Dr Dry☆v.Granz

大阪八郎選手「決勝では僕がいちばん足を引っ張るので、スタートは猪爪に頑張ってもらって、2スティント目はほぼプロとか、予選に出てきたドライバーの戦いになるので、そこがいちばんの勝負だと思うんですが、そこで荒川に順位上げてもらって、最後は僕が順位落とさないで帰ってくるのが理想の戦略です」

猪爪杏奈選手「荒川くんが頑張ってくれました。
ただ、私は昨日1本しか走っていなくて、まだ全然行けてないので、不安は少しあります。
でも、抜かれても集団から離されないように、ペース保っていきたいと思っているんですが、グランツは初めてなので、ちょっとまだマイレージが足りなくて(苦笑)」

 

荒川麟選手「3番手ですが、シェイクダウンしたばかりで、まだセットアップもうまくいっていない中では、最善を尽くせたのかなという感じはあります。
決勝では追い上げられるように頑張ります」

v.Granzクラス予選4番手:
#71 ZENKAI RACING v.Granz

木村偉織選手「v.Granzで鈴鹿を走ったのは今日が初めてですし、ニュー(タイヤ)も今日初めて履いて。やっぱりユーズドとニューのグリップ感が全然違うので、そこでのセットアップがあんまり良くなかったですね。
まぁ、及第点という感じではありますが、トップからコンマ2秒遅れているのは事実としてありますし、車的にも、ドライビング的にも詰められるところはあるという感じなので、そこは次回に向けて、チームとして頑張らなきゃいけないポイントかなと思います」

V.Granzクラス予選5番手:#12 KF MOTORSPORT v.Granz

塩津佑介選手「このレースウィーク、僕はv.Granzに初めて乗せてもらって、セットアップも変更して、全部がいい方向に、流れも良くていい方向に進んでいます。ただ、まだ新品(タイヤ)使ったことがなかったので、予選に行かせてもらって、僕なりにはちゃんとまとめることができたと思っています。ポール獲れなかったのは悔しいですけど、初めてにしてはまずまずの予選だったという感じです。決勝に向けてずっとセットアップしていたので、決勝の方が自信あります。優勝を狙っているのでトラブルなく、打ち合わせもしっかりして頑張りたいと思います」

V.Granzクラス予選6番手:#87 Dr Dry☆v.Granz

下野璃央選手「ちょっと引っかかったのもありますし、ウォームアップ中の車に引っかかったのもありますし、本当はアウトラップ~アタック~アタックで行きたかったんですが。1周目のアタックで引っかかって、予定ではそのまま、もう1周アタックするつもりでしたが、前に引っかかっちゃったから、その周は捨てて1回ピットスルーして完全に単独で。本当はスリップ使いたかったんですけど、しょうがないですね。
決勝に不安要素はないですし、レースペースも悪くないと思うので、長いレース、何があるか分からないですけど、阪さんと表彰台目指して頑張ります」

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VITA-01予選

 昨年はPro-Amaクラスを萬雲恒明選手と阪口良平選手が、
そしてAma-Amaクラスを大八木竜一郎選手と徳升選手が制したが、
今年は両チームともエントリーしていないことから、新チャンピオンを目指す戦いが繰り広げられることになった。

Pro-Amaクラスこそ4台にまで減ったものの、それでも26台のVITA-01が集まったのだから、依然として活況ではある。

 その中に、気になる名前が……。

#37 Progressプロμ舞 VITAを飛田善晴選手、中山正年選手とともにドライブする清水忠行選手だ。
近年は“オートポリスのテツ清水選手”の方が、通りがいいかもしれない。
1969年に鈴鹿サーキットでレースデビューし、以来55年経った74歳の今でも現役のドライバーである。
鈴鹿を走るのは2007年のスーパー耐久以来だという。

「もう17年も前になりますね、鈴鹿を走ったのは。
風景はほとんど変わっていませんが、ここで始めてから途中、何回も改修されてすごく安全になりましたね。
相変わらずチャレンジングなコースですけど、それが10年、20年前なら、そういう気持ちを前に出せたんですけど、歳のせいにはしたくないんですが、混走のレースでもありますから、迷惑かけちゃいかんというのがあるから、ちょっと安全に走りすぎていますね。
ドライバーとしては失格なんですけどね、それは。自分の性格と今の年齢環境を考えたら、仕方ないかなと。
でも、持っているものをすべて出すぐらいの気持ちではおります」と清水選手。

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 さて、金曜日、そして土曜日の練習走行において最速タイム、2分25秒882を記していたのは、77歳の父親、富田栄造選手とタッグを組み、#47 CPホールディングNILLZ VITAを駆る富田竜一郎選手。まさにプロ中のプロとして、貫禄を見せていた。

 VITA-01クラスでも、予選は計測1周目からアタックを開始する車両が大半を占めた。いきなり2分25秒212を出してトップにつけたのは、#22恒志堂レーシングCLASS VITAの上野大哲選手。
V.Granzクラスとは異なり、予選で使ったタイヤを決勝スタートにも用いなければならないため、早々に走行を終えることに。そして、この時点で2番手は#2サンズクリエイト& HIROTEXのHIROBON選手。2分25秒420を記した後に、2分25秒346にまで短縮を果たしていた。

  そして、ほぼ折り返しのタイミングで、それまで2分25秒419で3番手につけていた富田竜一郎選手が、いったんクールダウンを行った後、さらに2分25秒166にまで短縮を果たしてトップに浮上。後半は富田栄造選手が走行した。

 その頃には後半勝負と、しばらくピットで待機していたドライバーが続々とコースイン。ラストアタックで3番手に食い込んできたのが、#66 seven x seven with KF MOTORSPORTの藤原大暉選手で2分25秒281をマークする。
そして、#117 Team M岡部自動車D.D.Rの三浦愛選手も2分25秒923で、この時点では5番手につけていたが、

いったんピットに戻って仕切り直していた、#105ヨシムラオートVITAの谷川達也選手が、最後の最後に2分25秒728を出し、そのポジションを奪い取っていた。

 同様に後半勝負に臨んだ、#5 SHINSEI MIDLAND C72を駆るベテラン「Mr.VITA」の中里紀夫選手だったが、2分26秒533を記録した後もセクター1で自己ベストとしたものの、「スプーンの2個目でガス欠。7ℓしか積んでいなかったので」と、やむなくピットに戻って12番手に甘んじていた。

 ポールポジションとPro-Amaクラスのトップは、#47 CPホールディングNILLZ VITAの富田親子が獲得。
鈴鹿ラウンド2年連続優勝なるか、大いに注目されるところ。

 そして2番手とAma-Amaクラスのトップは、#22恒志堂レーシングCLASS VITAの佐藤元春選手と上野選手。

続く3番手にはPro-Amaクラス2番手、#66 seven x seven with KF MOTORSPORTの藤原選手と奥住慈英選手がつける。

#2サンズクリエイト& HIROTEXのGAMISAN選手とHIROBON選手は4番手に。

 5番手、6番手はいずれもPro-Amaクラス勢で、前述のとおり#105ヨシムラオートVITAの吉村雅一選手と谷川選手、

そして#117 Team M岡部自動車D.D.Rの齋藤愛未選手と三浦選手の順となっていた。

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VITA-01 Pro-Amaクラストップ:
#47 CPホールディングNILZZ VITA

 

富田栄造選手「ぶつけられないように気をつけます(苦笑)。もう歳が歳なんで、77歳になりました。
ギリギリで出してきてくれて、素晴らしい。皆さん、よろしくお願いします、お手柔らかに!」

富田竜一郎選手「ちょっと失敗していたから、そこだけはちゃんと行こうと。再び行ったら、ちゃんとタイム出せました。このレース、一回も僕、ポール獲ったことなかったんでよかったです。スタートがおじいちゃんなんで、無事に帰ってきてくれることを願ってます(笑)」

VITA-01 Ama-Amaクラストップ:#22恒志堂レーシングCLASS VITA

佐藤元春選手
「昨日はセッティングが全然合わなくて、ふたりとも苦労して、その苦労した内容をメカニックにしっかり伝えたら、今日の予選までにセッティングを決めてくれました。
上野くんに関しては基本オールクリアで、前のスリップもある程度活用して見事2番手! 
いい結果を出してくれて、明日の決勝は第1スティントを私が担当するので、しっかり守り抜いた走りをしたいと思います」
上野大哲選手
「クラストップ、なんとか獲れました。昨日は29秒ぐらいしか出なくて、『本当に今週、大丈夫か』って感じだったんですが、いろいろメカニックさんが探ってくれたり、用意してくれたりして、僕らも細かく伝えたら忠実に再現してくれて。乗ったら、1周目から感触が良くて『これ、行けるわ!』って感じで。
タイミング的にもスリップ使えて、それがタイムに反映されたかなって感じになりました。
いいところ見せられたので良かったです。佐藤さんと一緒に頑張りたいと思います」

VITA-01 Pro-Amaクラス2番手:#66 seven x seven with KF MOTORSPORT

藤原大暉選手
「待ったというか、タイミングが悪くて、ちょうどピットアウトしてきた車と重なっちゃって、なかなかアタックできなくて、最後まとめてきたんですが、最後の最後のシケインでちょっと詰まっちゃって、コンマ3、4秒ロスしてしまって。
ずっとマイナス表記できていて、いい感じだったんですけど、ちょっと欲張ったのが裏目に出てしまいました。
でも、せめてわかったこともあるので、明日は淡々と。もう奥住慈英なんで、相方が。なんもお任せして(笑)」

奥住慈英選手「今日は僕、走っていません。でも大丈夫! ふたりで淡々と走って勝ちますよ。ただ、淡々のレベルが高いですからね、大丈夫だと思います。また明日、頑張ります!」

VITA-01 Ama-Amaクラス2番手:
#2サンズクリエイト&HIROTEX

HIROBON選手「最初から行きましたが、ミスしたんですよ、チェンジミスして。
それがすべてです。車はめっちゃ良かったんで、そのミスがなければ、たぶんポール行けたと思います。
車はバッチリ、自分のミスです。その分、決勝で!」

VITA-01 Pro-Amaクラス3番手:#105ヨシムラオートVITA

谷川達也選手
「練習からそんなに調子悪くなかったので、アタック行ったんですけど、最初のアタックで引っかかってしまって。
それで一回ピットに戻ってリセットして、クリアラップ狙っていって、それが自分のベストタイムになったんですけど、ちょっとタイヤがタレていたので、もったいなかったですね。
まぁ、僕の年齢(52歳)考えたら、頑張った方なのかと(苦笑)。
車の調子は悪くないので、決勝はオーナーの吉村さんがスタートなので、楽しんでいただけたら。自分のパートは全開で頑張っていこうと思っています」

VITA-01 Pro-Amaクラス4番手:
#117 Team M岡部自動車D.D.R

三浦愛選手「自分なりにはまとめて帰ってきたんですけど、今週ちょっと走行時間が少なくて、すごい言い訳なんですけど、今回、斎藤選手が2回目の鈴鹿で、1回だけKYOJOで走っているんですけど、ちょっと経験が少ないので、明日の決勝に向けて走行時間的には彼女のトレーニングという位置づけでやっていたので……。ちょっと予選に向けた準備ができていなかった上での6番手だったので、明日の決勝に向けては『5秒台、入って良かったな』って感じの予選でした。
アベレージをふたりで上げていって、ミスなく着実にこなしていけば、確実に優勝は見えていると思うので、手強い相手もいっぱいいますけど、頑張りたいと思います」