北海道クラブマンカップレース第4戦
《十勝3時間耐久レース》9/21
十勝の地で、ウエストレーシングカーズと共に歴史を刻んできた3時間耐久レース。
それは、先代・神谷氏がステアリングを握り、コースを駆け抜けた熱き日々を彷彿とさせる。
そして2025年。十勝から未来を担う若き才能を育むべく、熱烈なご支援を賜るチームが、この十勝スピードウェイに新たな息吹を抜き込んだ。
終始安定したラップを刻み、レース戦略も的を得た瀬戸惇吾・四倉悠聖ペアの
#777栄建設TBRチームが耐久レース初制覇!!
涼しさなどまったく感じられない程に記録的な猛暑日・真夏日が連続した今年の北海道、1週間ほど前までの厳しい暑さが嘘だったように9月半ばには消え去ってしまった。北海道らしい冷涼な季節が戻ってきた十勝スピードウェイ、今年も恒例となった3時間耐久が開催された。
昨年度からVITAに加え、混走レースとなったが、今年は何と!v.Granz.が参戦してきた。
『社内にモータースポーツ部門を作り、若手の育成に力を入れたい』
『また、v.Granzの魅力を北海道に広めたくて、今回走らせることにしました』
と、栄建設彿田社長。
今回はNHKドキュメンタリー番組の撮影で、カメラマンの取材を受けながらの参戦。
広大な十勝の空気の中にv.Granzのサウンドが響き渡った。
そしてVITAでは、『ミスターVITA』こと、トクマス選手、『界隈を賑わせている』児島選手など『旬のドライバー』が大集合!
十勝スピードウェイを長年盛り上げてくださっている恒志堂の佐藤社長。
VITAというマシンを『すべての車の原点』と評価してくださり、たくさんのDr.を十勝に引き寄せた。北海道を愛し、大切に育ててくださるかけがえのない存在である。
また、『ミスター86?』最近プロさながらの見事な優勝を飾った岡本大地選手も、今回はメディア参戦?
筑波で大活躍のCar雑誌『Tipo』編集長佐藤選手と共に、VITA CLUBの助っ人として参加。しかしメインは動画撮影?というマルチ参戦!
近頃の十勝が、エネルギッシュに湧き上がってきた。
今回はドライバー全員にインタビューをお願いしました!
北海道の魅力、動画でお送りしたいと思います。
VITA CLUB YouTubeお楽しみに。✨
<公式予選>
さすがの実力発揮、徳升広平選手が見事にトップタイムをマーク!
3時間耐久レースのレギュレーションは、ドライバーは3名まで登録できるが予選タイムアタックできるのはA登録とB登録のドライバーだけ。
その2名のどちらか上位だったタイムで決勝のグリッドが決まる。
さらにA登録ドライバーが決勝のスタートドライバーを担当しなければならないため、いつもはレギュラーシリーズを戦う地元選手がAドライバー登録となり、その予選タイムが上位となってきた。
ところが今回はその様相が変化し、ペアを組んだ道外有力ドライバーが、地元勢であるクルマのオーナーより好タイムを叩き出すことになったのである。
v.Granzが1台だけ出走のクラス0、#779栄建設TBRチームBドライバーである小田優選手がAドライバーの大島良平選手をコンマ1秒ほど上回るタイムをマーク。
VITA-01のクラス1でも#12恒志堂レーシングの“助っ人ドライバー”である徳升広平選手が
「コースの特色なんでしょうが、ほとんどフラットな路面だからコーナーのクリッピングポイントが見えにくいですね。それも走り込めば問題ないレベル。チームのセットアップ能力も向上してますね」と、ペアの佐藤元春選手をコンマ7秒上回りクラストップタイム。
その他にも道外からの遠征参加ドライバーが出走12チーム中の7チームで上位タイムをマークしたのである。
ただしレギュラーシリーズに参戦している北海道勢もホームコースを利して、#777栄建設TBRのA登録の瀬戸惇吾選手が「昨日の大雨でコースが洗われたと思ってましたが、グラベルの砂や泥が乗っていて、それが気になりました」と言いながらも好タイム。
ペアを組むB登録の四倉悠聖選手は
「アタックに入ったラップに遅いクラスのクルマに引っかかってしまい、そのラップはアタックできず。やはり性能差があるクルマが混走するレースは難しい・・」というが両者ともほとんど同じ好タイムをマークし、
#77足立眼科Y‘S MRCの村上泰規選手も「ラップタイムが違いすぎるクラスと混走ですからね、それをどうさばくか苦労しました」と言うがペアの坂本幸照選手ともども普段通りの走りで好タイムを叩き出している。
その結果、0クラスのv.Granzは別格として、実質的なポールポジションは#12恒志堂レーシングVITA12号機、セカンドに#777栄建設TBR VITA、
3番手には十勝初登場の#岡本大地選手&佐藤孝洋選手ペアの#10VITA CLUB、
4番手は#77足立眼科Y‘S MRCチームというベスト4が並ぶスターティングポジションとなった。
帯広の女性シェフが作ってくださる
手作りのケータリング
今年もOPENです!
@ricolore_obihiro
<決勝>
チェッカーまで残り5分の超スプリントを制したのは#777栄建設TBR VITAの瀬戸・四倉組だった!!
総合ポール
#779栄建設 TBR V. Granz
大島 良平/小田優
栄建設 NHK番組制作で、v.Granzは注目の的だった。
VITAポールポジション
#12恒志堂レーシング VITA12号機
佐藤 元春 /徳升 広平
VITA 2番手
#777栄建設 TBR VITA
瀬戸 惇吾 /四倉悠聖
VITA 3番手
#10VITA CLUB VITA-01
佐藤 考洋/ 岡本大地
VITA 4番手
#77足立眼科 Y’S MRC VITA
村上泰規/ 坂本 幸照
VITA 5番手
#910恒志堂&ビーンズVITA910号機
工藤 大祐/三上潤
VITA 6番手
#129足立眼科ミドリ調剤・田口畜産 VITA
梅田 和志 /澤田圭吾
VITA 7番手
#516恒志堂レーシング VITA516号機
織田祥平/ 市川篤
VITA 8番手
#310恒志堂レーシングVITA310
浅井康児/ 児島弘訓
VITA 9番手
#48足立眼科 さくら眼科ひかり眼科 VITA
山口琢美/ 太田和希
VITA 10番手
#666. 334Project VITA
三差 康弘/ 関 豊
VITA 11番手
#986チーム相互車輌・VITA-986
門間 大/濱田侑磨
併催イベントでエンンジンブローしたクルマがあったり、コース上に砂が出たりの処理があり、スタートが20分近く遅れたのだが、ウオームアップのローリングは1周だけで、グリーンランプ点灯で無事にスタートが切られた。
先頭はもちろん1台だけ出走の0クラス#779栄建設TBRチームの大島良平選手の駆るv.Granz。
実質的な優勝争いとなったVITA-01勢では、さすが絶妙なスタートダッシュを見せた,
#10VITA CLUBの岡本大地選手がフロントローの#12恒志堂レーシングVITA12号機の佐藤元春選手と、#777栄建設TBR VITAの瀬戸惇吾選手を抜き去ってホールショットを奪う。
もちろん抜かれた2台もリードを許さずテールにつけたままの接近戦。
ところが2周目に入ったところでフルコースイエローとなり、セフティカーがコースイン。
混走の2クラスの1台が4コーナー進入でコースオフし、サンドトラップで動けなくなってしまったのだ。
セフティカーランが3周ほど続いた後、再スタートとなるのだが、そこで先頭集団の1台である#777瀬戸惇吾選手のペースが一気に落ちそのまま緊急ピットイン。なんとペースダウンの原因はガス欠だったのである。
「スタート前に満タンにしてなかったんですよ。まったくの凡ミスで、これで勝負の権利は完全に消えたと思いましたね」と瀬戸選手。ペアを組む四倉悠聖選手と「あとは淡々と走り続けて、出来る限りの努力をしよう!」と話し合ったというが、この決してあきらめずに走り続けるという判断が、最終的には好結果を生む事になるのだ。
#10岡本大地選手は最初のピットインまでトップを守るも、ここまでは#12佐藤元春選手と激しいバトルを繰り返していた。
スタートから40分を過ぎるころから1回目のピットストップが始まる。
このレース、VITA-01勢には3回のピットストップが義務付けられ、ストップ時間は3分。さらに燃料補給をするとさらに3分。
つまりドライバー交代やタイヤチェックや交換、燃料補給の作業が重なればトータル6分ものピットストップ時間になる。
そのため、どう燃料補給を少なくするか、そのための正確な燃費計算やピット戦略がレース結果を左右する事も多いし、ドライバーにも燃費走行を強いることも作戦のうちなのだ。
上位陣のピットストップが終了した時点でトップにいたのは#777栄建設TBRチームの瀬戸惇吾選手。
前述した凡ミスのせいで早めに燃料補給せざるを得なかったせいで、当然彼らも1時間10分経過したころピットへ向かう。このピットタイミングのせいで、次々と上位陣の顔ぶれが変わるのだ。
レース半分を消化した時点でトップは#77足立眼科Y‘S MSCチームの村上泰規選手。
わずかの差で#12恒志堂レーシンング12号機の徳升広平選手が続くのだが、VITA-01レースのあるほとんどのサーキットで優勝経験のある徳升選手、
その安定感ある走りはさすがである。
そしてこの時点で今シーズン2戦目での初表彰台で気をよくしている#910恒志堂レーシングVITA910号機の工藤大祐選手が4番手に上がってくる。
とはいえレースはまだまだ分からない。#10VITA CLUBチームがピットストップ時間がわずか2秒足りずにペナルティを課せられたり、#12恒志堂レーシングVITA12号機が4コーナー立ち上がりでコースアウトしたり、波乱は続いているのだ。
残り30分となる頃、トップに浮上してきたのは#129足立眼科みどり調剤・田口畜産チームの梅田和志選手&澤田圭吾選手組だった。彼らは極力燃費走行に徹し、ガス欠気味になるまで走り続ける作戦だったのだ。ただやはりその作戦は実らず、ラスト10分で給油ピットしてしまうのだが。
そしてこのレース最大の“見どころ”となったのが残り20分を切った頃からだった。
なんと2クラスのクルマがSGコーナーでスピンしコースオフ、グラベルから脱出できずにスタックしてしまったのだ。すぐさまセフティカーがコースインし、全車スローダウン。当然、それまでに築いたリードは失われてしまったのである。
驚くべきことに、この時点でクラストップに立っていたのは序盤の凡ミスで大きくロスタイムしたはずの#777栄建設TBRチームの四倉悠聖選手だった。
淡々とノーミスでロスタイムもなく走り続けた事が功を奏したのだろう。
2番手は#12恒志堂レーシングVITA12号機の徳升広平選手。
3番手にほぼ1周遅れで#77足立眼科Y‘S MRCの坂本幸照選手なのだが、ほぼ挽回の可能性はなく上位2台に優勝候補は絞られたと言っていいだろう。
セフティカーランが明けたのは残りのレース時間が10分を切った頃。そこから上位2台によるわずか10分足らずのスプリントバトルか展開されたのである。
優勢だったのはVITA-01ドライバーとしてはトップの座に君臨する徳升広平選手だった。
ほとんどテールtoノーズの状態で再スタートとなったが、ここで底力を見せたのは四倉悠聖選手。
徐々に徳増選手を引き離し始めたのである。
再スタートから2周目で4秒、次のラップでは6秒とリードを広げていったのだ。
その結果、7秒近い差をつけて#777栄建設TBRチームにトップチェッカーが振り下ろされる。
それこそ
「VITA-01では日本一といわれる徳升選手に直接対決で勝てた事は何よりうれしいです!!」と言う四倉悠聖選手と、
「ガス欠という考えられないミスからここまでこられたこと、チームの作戦に助けられました!」と言う瀬戸惇吾選手のペアが耐久レース初優勝を果たした瞬間だったのである。
🏅ど真ん中賞
総合優勝#779
(栄建設TBR v.Granz)
A:大島良平「このクルマですからね、他とはポテンシャルが全く違いますから、この結果は当然でしょう。
北海道でこのクルマのレースが成立させるにはまだまだ時間がかかるでしょうが、まあ今回はそのテストケースとして走りました」
B:「普段乗っているスーパーFJとは違い、v.Granzはソフトというか柔軟性があるというか、乗りやすいクルマでした。競争相手がいない状況のレースでしたが、楽しく走れました」
優勝#777
(栄建設TBR VITA)
A:瀬戸淳吾
「この結果、素直に嬉しいです! スタートして10周くらい走った頃、いきなりエンジンが吹けなくなったんですよ。緊急ピットインしたら、燃料切れ。
スタート前に燃料のチェックをしていなくて、満タンじゃないままスタートしちゃんたんですね。
スローダウンの原因がガス欠と分かって再スタートしましたが、大量のロスタイムですからね、その時点ではもうダメだと思ってました。それでも諦めずに走ろうと思い、ラップを重ねていったらトップ浮上ですからね、レースは分からないもんです。
ですから、この結果、とにかく嬉しいです!」
B:四倉悠聖
「スタート時のチェックミスで最後尾まで落ちましたからね、正直ガッカリしたんですが、とにかく走り続けました。
レース最終盤のSC明けからは完全なスプリントで、がんばりました!
そこからは“VITAキング”とも言われる徳升広平さんとのマッチレースでしたが、そこで勝てたことがなにより嬉しいです!」
2位#12
(恒志堂レーシングVITA12号機)
A:佐藤元春
「レース自体の戦略も、クルマの状態も悪くなかったんですが、ラストのチェッカーまで残り5~6分のスーパースプリントレースでの逆転が出来んなかった。
相手のペースも良かったですけど、やっぱり悔しい。
今回ペアを組んでくれた徳升広平さんと一緒に今回の雪辱を期して来年もチャレンジしようと思っています」
B:徳升広平
「私の実績から地元ドライバー皆さんからターゲットにしてもらい、それはとても嬉しい事でした。
とはいえ、やはり勝てなかったことは悔しい!
この十勝だけは勝ったことがなかったので、なんとしても勝ちたかったんですが残念。
来年こそはまた佐藤元春さんとペアを組んで、優勝を目指したいと思います!」
3位#77
(足立眼科 Y‘S MRC VITA)
A:村上泰規
「ピットストップ時間のペナルティなどあって、ちょっと思うようにはいかず悔しいですが、これもまたレースなんだと満足はしています、くやしいですけどね・・」
B:坂本幸照
「レギュレーションの変更などあって納得いかない部分はあります。
また我々が目指したレース戦略とかみあわないところもありました。でもとにかく走り切れたので嬉しいですし、チームのメンバーもよくやってくれましたから感謝です。
次こそまた坂本さんとペアで勝ちに行きますよ!」
4位#910
(恒志堂&ビーンズVITA910号機)
A:工藤大祐
「ピットストップ時間がわずかコンマ7秒足りなくてペナルティ食っちゃいました。それも残念なんですが、レースラップもあと1秒くらい上げないとトップ争いには加われない。
そのあたり修正が必要なんでしょう」
B:三上 潤
「チームのパワー感を感じられましたし、最終ドライバーは私の担当でしたが、うまく工藤さんがタイヤをうまく持たせてくれましたから不安はありませんでした。
1分31秒台のタイムも出せましたしね。でもなんとか77番の前に出たかったんですが、それを果たせなかったことは残念です」
5位#310
(恒志堂レーシングVITA310号機)
A:浅井康児
「何でだか分からないんですが、思うようにレースのペースが上げられなかった。
原因はこれからクルマをチェックしますが、トップについて行けなかった、ちょっと辛いレースでした」
B:児島 弘訓
「十勝の走り方がよく分からなかった。そこに苦労しましたね。クルマのパフォーマンスも練習時から比べると落ちてきたようで、4速が抜けるようになったんですよ。
そのためシフトレバーを右手で押さえながら走ったんですが、それにも苦労しました。そのあたり残念です」
6位 🏅ど真ん中賞#10
(VITA CLUB VITA-01)
A:岡本大地
「VITAでは初の十勝でしたが、楽しく走れました。レースの序盤、中盤までは良かったんですが、ピットストップ時間が2秒短くてペナルティピットストップ、これが痛かったですね。
ラストの実質スプリント、4位争い集団のバトルは面白かったです!」
B:佐藤孝洋
「つくばサーキットを中心に走ってるんですが十勝も楽しかったです。普段と違いノープレッシャーなのが良かったんでしょうね。
十勝サーキットや参加チームの雰囲気が良くて、皆さんレースを楽しんでいるんだな・・と思いました。バトルもあったしレースを充分に楽しめました」






































































































































































































































































